ロールバック猶予は10日間

マイクロソフト、Windows 11 22H2プレビュー版をうっかりサポート外PCにも配布

Image:diy13/Shutterstock.com

マイクロソフトは6月7日、Windows Insider Programを通じてWindows 11の大型アップデートとなる「22H2」の最終プレビュー版を、サポートから外れた旧スペックのPCにもダウンロード、インストール可能にした。これはもちろん、意図したことではなかったようで、マイクロソフトはバグであることを認め、Windows 11のハードウェア要件が変わったわけではないと説明している。

マイクロソフトはWindows 11の最低ハードウェア要件を厳しく設定(インテル第8世代CoreプロセッサーまたはAMD Ryzen 3000シリーズ以降、セキュアブート、TPM 2.0対応など)している。そのため、処理性能的にはWindows 10がストレスなく動作するにもかかわらず、要件から外れてインストールできない、取り残されたPCはまだ至るところで稼働している。

要件から外れたPCでもWindows 11をインストールする方法がないわけではないが、Windows Insider Programのプレビュー版を非対応のPCに正式にインストールさせるのは、通常ならあり得ないことで、今回の誤ったリリースはかなりレアな出来事と言えそうだ。

当然ながら、案内が来るはずのないPCを使用していたInsider Programメンバーはこの間違いにいち早く気づき、TwtterやRedditに続々と投稿し始めた。たとえば、第6世代となるCore i7-6700 CPUを搭載するDell Optiplex 7040や、第7世代のi5-7200U搭載のHP x360といった機種にアップグレード提供開始の通知が来たとの報告があがっている。

なお、Windows 10のプレビューアップデートを待っていたのに、誤ってWindows 11 22H2にアップグレードしてしまったというInsirder Programユーザーも、慌てる必要はない模様だ。マイクロソフトはOSをロールバック(以前の状態に復旧)させるための猶予が10日間あり、Windows 11の設定画面にその項目があると説明している。

一方で、せっかくインストールできないはずのWindows 11をインストールできたのだから、このまま使いたいというユーザーもいるかもしれない。ただ、その場合は定期的にリリースされるセキュリティアップデートを受け取ることができない可能性がある。Neowinは10日間の猶予期間内にロールバックしなければ、Windows 11を削除し、Windows 10をクリーンインストールすることになるかもしれないと述べている。

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