屋外でも充電できる対応ソーラーパネルも展開
AVIOT初のポータブル電源「PS-F500」。2024年2月には大型モデルも展開
プレシードジャパンは、同社が展開するAVIOTブランドより、ポータブル電源「PS-F500」およびソーラーパネル「PS-SM100」を、公式オンラインストアはじめ取り扱い各店にて12月22日より発売する。価格はPS-F500が79,800円(税込、以下同)、PS-SM100が39,800円。
ブランド初のポータブル電源「AVIOT POWER PIECE」シリーズ
完全ワイヤレスイヤホンを中心としたコンシューマー製品を展開するAVIOT。このたび “エレクトロニクスのトータルブランド” としての再スタートを掲げ、ブランド初となるポータブル電源、およびソーラーパネルを発表した。いずれもAVIOT公式オンラインストア、各ECモール公式ストア、全国のビックカメラグループのポータブル電源取扱い各店およびインターネット通販サイトにて販売される。
ポータブル電源「AVIOT POWER PIECE」シリーズには、本日12月22日より発売するPS-F500のほか、2024年2月上旬より「PS-F300」「PS-F1200」「PS-F3000」の3製品もラインナップ予定。PS-F500においては、VGP2024において「企画賞」も受賞しており、「生活に欠かすことのできない “電気” を通して、豊かな生活と安心をサポートいたします」とアピールする。
全ラインナップに、安全性が高いとされるリン酸鉄リチウムイオン充電池「LiFePO4」を使用。電気自動車にも使用されるもので、環境負荷も少ないという。また充放電数はPS-F500で約3,000回、PS-F3000で約4,800回といずれも長寿命で、長く使用できるとのこと。
日本メーカーとして高い品質基準を定めたとしており、2年間の長期保証や24時間365日国内電話サポート、不要になった際は利用者負担なしで自宅まで引き取りを行うなど、充実したアフターサポート体制で、安心かつ安全に使用できるとアピールする。
PS-F500は、容量512Whのポータブル電源。定格出力は500W、瞬間最大出力は1,000Wとなる。出力個数は10口で、AC×3、DC×2、USB-USB-A×2(QC3.0)、USB-C×2(PD27W/100W)、シガーソケット×1を装備する。入力はAC、DCともに1口ずつ。質量は6.3kg。
また、防災分野において有益な活用が可能で、安全性、機能性、利便性に寄与する製品として、一般社団法人防災安全協会が定める「防災製品等推奨品認証」を取得。来年2月上旬発売予定のPS-F1200も既に同認証を取得しており、他モデルも申請予定とのこと。
また全製品に急速AC充電を搭載し、急速充電に対応。約1.5時間から2.5時間以内に満充電可能とのこと。さらに静音充電にも対応しており、夜間も音を気にせず充電できるとしている。
充電しながら他の電気製品へ給電できるパススルー充電にも対応し、加えてUPS(無停電電源装置)機能も搭載。停電などで家庭用コンセントからの電力供給が停止した場合、0.01 – 0.014秒以内に内蔵バッテリーからの電力供給に自動的に切り替わり、接続中の電気製品をそのまま稼働し続けることができる。
AC出力ポートは家庭用コンセントと同じ純正弦波を採用しており、幅広い家電に対応。またLEDライトも備え、ランプやSOSフラッシュとして利用でき、アウトドア災害時まで活躍するとしている。
PS-F500はネイビー/ベージュの2色展開。ボタンや入出力はフロントに備え、いずれも日本語表記を採用している。
2024年2月上旬より発売予定としている他モデルはいずれもネイビーのみの一色展開を予定。各仕様は、PS-F300が容量204Whバッテリーを搭載し他モデルで、価格は45,800円。定格出力300W/瞬間最大出力500W。出力はAC×2、USB-A×2(2.4A)、USB-C×2(PD65W)、シガーソケット×1の合計7口、入力はAC、DCともに1口ずつを備える。質量は3.7kg。
PS-F1200は容量1,008Whバッテリーを搭載し、定格出力1,200W/瞬間最大出力2,400Wを実現。価格は159,800円となる。出力はAC×4、DC×2、USB-A×2(QC3.0)、USB-A×2(2.4A)、USB-C×2(PD60W)、シガーソケット×1、入力はAC、DCともに1口ずつを備える。質量13.0kg。
PS-F3000は現時点で最も大柄なモデルで、バッテリー容量は2,560Wh。価格は298,000円となる。定格出力は3,000W(AC最大合計は2,500W、全出力ポートの合計で3,000Wに対応)、瞬間最大出力は5,000Wを実現する。
出力にはAC×4(20A×3、30A×1)、DC×2、USB-A×2(QC3.0)、USB-A×2(2.4A)、USB-C×2(PD100W)、シガーソケット×1、アンダーソン端子×1と合計14口を用意。入力はAC×1、DC×2を備える。質量34.0kg。
合わせて発売されるソーラーパネル「PS-SM100」は、折りたたみ式のポータブル仕様で、活用することで電気のない屋外でもポータブル電源を充電することができる。PS-F500との接続に対応しており、約7 – 8時間で内蔵バッテリーの充電を完了できる。
単結晶シリコンパネルを使用し、IP67の防水性能も装備。定格出力は100W、展開サイズは123W×56Hcmで、折りたたんだ状態では61.5W×56.0H×3.5Dcmとなる。質量は4.3kg。
さらに2024年2月上旬には、ソーラーパネル「PS-SM200」「PS-SM400」、拡張バッテリー「PS-EX3000」をラインナップに追加する。
PS-SM200は定格出力200Wで、価格は79,800円。展開サイズは239W×56.4Hcmで、折りたたんだ状態では63.5W×56.4H×5.0Dcm、質量は8.1kgとなる。ポータブル電源のPS-F1200に対応しており、約7 – 8時間で充電が可能。
PS-SM400は定格出力400Wで、価格は119,800円。展開サイズは263.5W×95.7Hcmで、折りたたんだ状態では69.0W×95.7H×3.8Dcm、質量は14kgとなる。ポータブル電源PS-F3000と接続対応しており、約9 – 10時間で充電が可能。
「PS-EX3000」はポータブル電源PS-F3000専用の拡張バッテリーで、価格は179,800円。詳細なスペックは現時点で非公開となっており、今後あらためてアナウンスされる。
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