iPhone 17 Pro Maxではトリプルレンズすべて48MPに?
「iPhone 16 Pro」の超広角カメラ、12MPから48MPに強化の可能性高まる
2024年に登場する「iPhone 16 Pro」の超広角カメラは、現行モデルの12MP(1200万画素)から48MPに強化される可能性があると著名リーカーが主張している。
この噂は、中国SNSのWeiboユーザーInstant Digital(刹那数码)氏によるものだ。同氏はiPhone 14/iPhone 14 Plusに新色イエローが登場することを的中させるなど、アップル未発表製品の予想につき数々の実績がある。
その投稿によれば「48MPの超広角レンズがiPhone 16 Proに登場する」とのこと。iPhone 14 Proモデル以降はメイン(広角)レンズも48MPとなっているため、望遠カメラが唯一、12MPに留まる背面レンズになると示唆しているわけだ。
「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」の超広角カメラが48MPにアップグレードされるのは、著名アナリストJeff Pu氏も予想していることだ。
これは単純に画素数が増えるだけではなく、レンズがより多くの光を取り込めるようになり、低照度での写真品質が向上することにも繋がる。iPhone 15 Proモデルの48MPメインカメラは、4つの画素をまとめて扱う「ピクセルビニング」により感度を向上させているが、その恩恵が超広角カメラにもやって来るのだろう。
また、それはiPhone 16 Proモデルでは超広角モードでも48MPのProRAW写真を撮影できることを意味する。画像ファイル段階で詳細なディティールを保持しておき、柔軟な編集が可能となり、大きなサイズでの印刷にも耐えるはずだ。
数日前、上記のPu氏は2025年の「iPhone 17 Pro Max」に強化された48MPの望遠レンズが搭載され、2024年初頭に発売予定の(MRヘッドセット)Vision Pro向けに最適化されると主張していた。iPhone 16標準モデルも背面カメラの配置を変更してVision Pro向け空間ビデオ撮影に対応するとの推測もあり、エコシステムを強化していく展開はあり得るだろう。
これらの予想が正しければ、iPhone 17 Pro Maxは「背面トリプルカメラ全てが48MP」ということになる。競合するサムスンの次期「Galaxy S24 Ultra」も、従来の光学10倍ズームを5倍に下げつつ画素数を48MPに強化するとの噂もあり、ともに同じ方向の進化を遂げるのかもしれない。