他にも著名クリエイターが多数参加予定
小島秀夫氏、新作ゲーム『OD』発表。映画監督ジョーダン・ピール氏が開発参加
Share
日本時間12月8日朝に配信されたThe Game Awards 2023で、ゲームクリエイターの小島秀夫氏が登壇し、新作ゲーム『OD』を発表した。
ODというタイトルの意味について説明はないが、2022年に、小島氏が製作中のゲームとして『Overdose』という作品タイトルと関連する映像がリークされており、これと関係があるのかもしれない。
ただこのリーク映像には『Death Stranding』にも登場していた女優マーガレット・クアリーの姿があったとされるものの、今回公開されたティーザー映像には彼女の姿はなく、実在人物のキャストとしてソフィア・リリス、ハンター・シェイファー、ウド・キアの3人が登場している。
発表では小島秀夫氏が映画監督・俳優のジョーダン・ピール氏を招き入れ、クリエイティブパートナーとして開発に参加していることを明らかにした。また、さらに著名かつ豪華なクリエイターが多数参加する予定であるとし、「彼らをアヴェンジャーズと呼んでいる」と述べた。
また、小島氏は『OD』はXbox Game Studiosとそのクラウドゲーム技術を用いて開発しており、間違いなくゲームだと述べつつも「映画のようでもあり、全く新しいメディアになるかもしれない」と説明して会場の期待を誘った。
『OD』がどんなゲームなのかについてはほとんど不明なままだが、小島氏やジョーダン・ピール監督の作風と、公開されたティーザー映像を見れば、それがホラーのエッセンスを多分に含む作品であることが感じられる。またプレスリリースには「ゲームと映画の境界線を曖昧にしながら、恐怖の閾値をテストするというコンセプトと、恐怖に対してODすることが何を意味するかを探る」と記されているため、そっち方面が好みの人にはより期待が膨らむ作品になりそうだ。
なお、作品に関するその他の詳細や、発売時期などはなにも発表されていない。
