OpenAIとマイクロソフトのパートナーシップは継続

OpenAI アルトマン元CEO、マイクロソフトに入社。ブロックマン元社長とともに

編集部:平山洸太

Image:jamesonwu1972/Shutterstock.com

マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、OpenAIの元CEOであるサム・アルトマン氏、および共同創業者で社長のグレッグ・ブロックマン氏を雇用したことを発表した。

本件はナデラCEOが、自身のXへの投稿で明かしたもの。サム・アルトマン氏とグレッグ・ブロックマン氏がマイクロソフトに入社し、「新たな先進AI研究チームを率いる」と説明している。

マイクロソフトはこれまで、OpenAIに対して出資を行ってきた。サム・アルトマン氏らが入社した後も、「OpenAIとのパートナーシップに引き続きコミット」するとナデラCEOは説明。そして、OpenAIには新たなCEOとしてTwitch元CEOのエメット・シア氏が就任するとしている。

「ChatGPT」の開発で知られるOpenAIは、当時CEOを努めていたアルトマン氏を11月18日を事実上解任。合わせて、ブロックマン氏も退社を表明した。同社の取締役会は、アルトマン氏のCEO復帰を打診していたとも報じられたが、袖を分かつ結果となったようだ。

なお、アルトマン氏はナデラCEOのX投稿に対して、「the mission continues」(ミッションは続く)と返信。これに対してナデラCEOは、「とても楽しみにしている」とコメント。さらに、「GitHub、Mojang Studios、LinkedInなど、マイクロソフトの中で創業者やイノベーターが独立したアイデンティティや文化を築ける場所を提供する方法について、我々は長年多くのことを学んできた」と付け加えた。

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