11月17日(金)以降順次発売

シャープ、ミドル帯スマホ「AQUOS sense8」にSIMフリーモデル

編集部:松永達矢

Image:SHARP

シャープは、同社スマートフォン「AQUOS sense8」のSIMフリーモデルを11月17日(金)以降順次発売する。価格はオープンだが、税込5万円代後半での実売が見込まれる。

スタンダートモデルのスマートフォン“AQUOS sense”シリーズとして初めて、背面のメインカメラに光学式手ブレ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)を搭載。片手で撮影する際にもブレを抑えた撮影できるとアピールしている。

背面カメラは約5030万画素/F1.9の標準カメラと、約800万画素/F2.4の広角カメラの2眼構成。標準カメラには1/1.55インチの大型イメージセンサーを採用した。前面カメラは約800万画素/F2.0となる。

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また、フラグシップモデル「AQUOS R8 pro」の高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix 5」により、非圧縮RAWデータを複数枚撮影して合成するHDR撮影をサポート。日中の明るい部分の白飛びを抑え、フラグシップモデルに迫る階調表現とダイナミックレンジを実現したと謳う。

ディスプレイには約6.1インチのIGZO OLEDを搭載する。解像度はフルHD+(2432 × 1080ドット)で、駆動速度を1~180Hz相当の間で自動制御。高い省エネ性能と、なめらかな表示を両立させた。

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表示サポート機能として、日差しの下でも画面を見やすくする「アウトドアビュー」や、シーンに合わせた画質設定ができる「リッチカラーテクノロジーモバイル」に対応。また、ブルーライトの発光を従来機比で約50%低減するなど使用時の目の負担にも配慮した。

SoCにはQualcommのSnapdragon 6 Gen 1を搭載し、従来機比でCPU性能を約36%、GPU性能を約33%向上させた。メモリ容量は6GB、内蔵ストレージ容量は128GB。microSDカードにも対応する。OSはAndroid 13。3.5mmイヤホンジャックを備える。

バッテリー容量は5000mAhで、1日10時間の使用で2日間、1日1時間の使用であれば1週間持続するとのこと。IPX5・IPX8/IP6Xの防水・防塵性や、米国国防省の調達基準として定められた規格MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備える。

外形寸法は約71W×153H×8.4Dmmで、質量は約159g。おサイフケータイに対応。指紋認証およびマスク対応の顔認証をサポートする。

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