次期AirPods Maxに新チップ搭載なし?
第4世代AirPodsはノイキャン搭載、2024年登場の予測
ここ最近、アップルのワイヤレスイヤホンAirPodsシリーズの大きな動きはなく、USB-C対応のAirPods Pro(第2世代)が投入されたに留まる。しかし、同社が2024年に向けてラインナップの全面的な見直しを計画していると著名ジャーナリストが予想している。
第4世代AirPodsは上位・下位モデルあり
Bloombergの名物記者Mark Gurman氏の新たな記事によると、アップルにとってAirPods(第3世代)はあまり売れていないという。その理由の一端は、より旧型で安価な第2世代の方が消費者に選ばれやすいからだと分析している。
そのため2024年には、第2世代と第3世代AirPodsは販売終了となり、第4世代モデルを2種類、同時に発売する予定とのこと。
この第4世代モデルは、第3世代AirPodsとAirPods Proを「混ぜ合わせたような新しいデザイン」になるという。どちらもAirPods Proのような交換可能なイヤーチップは搭載されず、充電ケースにはLightningではなくUSB-Cを採用するそうだ。
第4世代AirPodsのバリエーション2つは、ノイズキャンセリングや充電ケースの「探す」アプリ対応等により差別化されるという。上位モデルはノイキャンあり、充電ケースも内蔵スピーカーで探しやすいという具合だ。
新型AirPods MaxはUSB-C搭載でカラバリ追加
現行モデルは2020年末に発売されたが、「来年末頃」にはUSB-C対応モデルが登場し、新たなカラーバリエーションが追加されるという。だが、それ以外には「多くの変更はない」とも述べている。
アップル純正品として初のオーバーイヤーヘッドホンとして注目されたAirPods Maxだが、有線接続でもロスレス再生に非対応であり、6月のWWDCで発表されたAirPodsの新機能もほとんどやって来ていない。
次期AirPods Proは2025年に登場
Gurman氏によると、次期AirPods Proは2025年に新たなデザインと新型チップを搭載して登場するという。それ以上の詳細には触れていないが、同氏は以前、アップルが聴覚の健康チェックや体温測定機能の準備を進めていると述べていたことがある。