「M3」「M3 Pro」「M3 Max」同時発表?
新型24インチiMacとMacBook Pro、10月末に発表か
新型Macが2023年内に発売されるかどうかにつき、識者の間でも見解が分かれていた。そんななか、アップルが10月30日か31日(米現地時間)に新たなMacを発表する準備をしていると著名ジャーナリストが主張している。
アップル社内に情報源を持つBloombergのMark Gurman記者によると、1つは24インチiMac後継モデル。もう1つは、アップル直営店で品薄になっている13インチMacBook Proおよびハイエンド(14/16インチ)MacBook Proである。「新型Macが登場する数週間前には、米国オンラインストアで現行モデルの出荷予定日が1か月以上遅れる」というパターンに沿っているようだ。
11月2日、アップルは第4四半期の業績発表を行う予定だ。同社が11月に四半期決算を発表するのは2018年以来のことだが、前回も直前に新型iPadとMacの発表イベントを実施していた。
また、32インチの「iMacプロモデル」も発売が見送られたものの、2024年後半か2025年に登場する予定だという。こちらはGurman氏が7月に述べたことの再確認であり、著名アナリストMing-Chi Kuo氏の見解ともおおむね一致している。
現行の24インチiMacは2021年春に登場し、デザインを刷新してM1チップを搭載している。後継モデルが初の「M3」チップ搭載モデルの1つとなるのか、それとも単にM2チップを搭載するのかは明らかではないが、2年以上もの経過はアップデートする十分な理由ともなり得る。
14/16インチMacBook Proは今年1月にM2世代が登場したばかりだが、1年以内の新モデル投入は全く前例がなかったわけではない。
もしも新型のハイエンドMacBook Proが登場するのであれば、M3チップ搭載が理にかなっているとも思われる。そちらには上位チップ「M3 Pro」および「M3 Max」を搭載し、24インチiMacにはM3を採用するのかもしれない。