中古販売業者も大混乱

AirPodsをメルカリやヤフオクで売るとき、忘れるとマズい「ひも付け解除」

AirPods Pro/AirPods Max/AirPods(第3世代)は「探す」ネットワークに対応している(Image:Apple)

アップルの「AirPods Pro」と「AirPods Max」は、2021年10月から「探す」ネットワークに対応した。また、その後発売された「AirPods(第3世代)」も、同じく「探す」ネットワークをサポートしている。

おかげで置き忘れ通知も可能となり、iPhoneの「探す」アプリから大まかな位置が分かるようになったが、その一方で中古販売業者などにとって頭が痛い問題が起きているという。メルカリやヤフオクなど、個人間取引においても注意しておきたいポイントなので、紹介しよう。

米Insiderの記事によると、ウォルマートやその再生業者は、この問題のために「わずか数週間の間に、3万台以上の影響を受けたAirPodsを溜め込む」ことを余儀なくされたと伝えている。

これは、AirPodsとiCloudの「探す」ネットワークが深く統合されていることが関係している。要するに、返品または下取りされたAirPodsは、以前のユーザーがApple IDのひも付けを解除することが困難なのだ。

ひもづけが解除されていないと、再生業者がAirPodsをテストするとき、あるいは中古AirPodsを買ったユーザーが使うときに「探す」アプリから「AirPodsの不一致」という警告が表示されることになる。AirPodsが他のApple IDに紐付けられたままのため、こうした表示が起こる。

アップルの公式サポート文書にも、以前の持ち主にお願いして、以下の手順にそって、その人のiPhone、iPad、iPod touchとの接続を解除してもらってください」と書かれている。互いに顔も知らない不特定多数の間で、中古や再生品がやり取りされることは、あまり考慮していないようだ。

「探す」アプリから「このデバイスを削除」し、ひも付けを解除しておこう

一応はAirPodsを工場出荷時の状態にリセットする方法はあるが、AirPods(第3世代)やAirPods Proは前の持ち主にApple IDとの紐付けを削除してもらう必要があり、根本的な解決にはなっていない。

中古業者から「下取りできません」と連絡を受けたり、メルカリやヤフオク等の個人間売買においては、他人に迷惑をかける可能性もあるため、中古品を売る際は、必ずApple IDとの紐付けを解除しておきたい。

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