質量約520gで超軽量をアピール

7インチ画面のクラムシェル型ゲーミングPC「GPD WIN Mini」

編集部:平山洸太

Image:GPD

天空は、同社が取り扱うGPD TechnologyのポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini 国内正規版」を12月下旬に発売する。4つの構成が用意され、価格は115,100円(税込)から。現在予約を受け付けている。

7インチのディスプレイを備える、クラムシェル型のポータブルゲーミングPC。ディスプレイの解像度はフルHDで、120Hz駆動に対応する。最大輝度は500nitとなり、ちらつきのないDC調光をサポート。カバーガラスには第6世代のGorilla Glassを採用する。

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CPUにはAMD Ryzen 7000シリーズを採用。Ryzen 7 7840UプロセッサーとRadeon 780Mグラフィックス、およびRyzen 5 7640UプロセッサーとRadeon 760Mグラフィックスの2種類が用意される。またメモリはLPDDR5-6400 MT/sで最大64GB、ストレージはPCIe Gen4 M.2 NVMe 2230 SSDで最大2TBとなる。microSDカードスロットも搭載。

キーボードはバックライト(2段階)に対応しており、2つのカスタマイズキーも搭載。キーボードの上部にはホール型のジョイスティック、ABXYボタン、十字キー、4本までの指に対応するタッチパッドを備える。また、トリガーキーも搭載。L2/R2には、ボタンの強さを認識できるリニアアナログトリガーキーを採用する。

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3軸重力感知と3軸ジャイロスコープにより、プレイヤーのハンドルの傾き、回転などのアクションを感知することも可能。本体内部にはZ軸線形振動に対応するデュアルリニアモーターを搭載しており、これによって振動フィードバックも実現する。

スピーカーはDTS:X Ultraに対応し、7.1chサウンドをサポート。ほかインターフェースとして、USB4 Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-C、OCuLink(SFF-8612)、3.5mmヘッドホン/マイクロフォンポートを搭載する。このうちUSB4 Type-Cポートは、同ブランドのポータブル外付けGPU「GPD G1」との接続も行える。

外形寸法は約168×109×26mmで、質量は約520g。OSにはWindows 11を採用する。また、バッテリーには容量44.24Whの3.87V超高密度ポリマーリチウム電池を使用し、処理の軽いゲームでは約10時間、重いゲームでは約2時間利用できる。

価格は、Ryzen 7 7840Uプロセッサー/RAM 16GB/SSD 512GBのモデルが115,100円(以下、税込表記)。AMD Ryzen 7 7840Uプロセッサー採用モデルは3種類のRAM/ストレージ構成が用意されており、32GB/512GBが143,700円、32GB/2TBが168,000円、 64GB/2TBが192,400円となる。

また予約購入したユーザーには、専用グリップアダプター、専用ケース、液晶保護シート、GPDロゴ入り液晶クリーナーのプレゼントを実施。価格についても先行予約として、最大5,000円の割引が行われる。

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