モップ洗浄から乾燥まで、全自動クリーニングに対応

エコバックス、スクエア形状の水拭き対応ロボット掃除機「DEEBOT X2 OMNI」

編集部:平山洸太

Image:Ecovacs

エコバックスジャパンは、ロボット掃除機「DEEBOT X2 OMNI」を9月28日に発売する。価格は239,800円(税込)。

スクエア形状の新デザインを採用することで、部屋の隅や角にもフィットし、隅々までゴミを逃さないという。さらに、ナビゲーション技術を搭載するロボット掃除機としては業界最薄の9.5cmを実現し、ソファやベッド下といった高さのないスペースでも自在に走行できる。

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2つのレーザーセンサーを用いたマッピング技術「Dual-Laser Lidar」を新たに開発。210度の視野を実現しつつ、多くのロボット掃除機で使われるLDS技術よりも24倍の反応速度を実現した。またディープラーニングを用いた「AINAモード」を組み合わせることで、より正確に部屋の間取り、家具の位置、部屋の中の自分をリアルタイムに把握して、死角のないマッピングが行えるとのこと。

また、障害物回避機能「AIVI 3D 2.0」では、これまではできなかった “動的な物体回避” が可能になったとアピール。走行中に突然目の前に現れた障害物をリアルタイムにスキャンし、スムーズに回避できるという。障害物の認識は45種類以上にアップしており、床に置き忘れていたものを巻き込む心配も少なくなった。

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本機では通常の吸引だけでなく、毎分180回転の「加圧回転式デュアルモップ(OZMO Turbo 2.0)」による水拭きに対応。カーペット環境を認識すると、自動的にモップ部分を1.5cm持ち上げる機能も備える。吸引力は8,000Pa。高さ2.2cmまでの段差なら乗り越えることが可能。

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充電ステーションでは、吸引したゴミの収集をはじめ、モップの洗浄から乾燥、給水(清水タンクは4L)まで全自動で行える。モップの洗浄時には55度の温水を用いることで、動物性油脂などの落ちやすさも追求。新たにステーション内のシンク洗浄が行えるようになり、これまで手動で洗う必要のあったシンク部分も、ボタンを押すだけで自動クリーニングできるようになった。

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バッテリー持続時間は、吸引モードで最大212分/435平方メートル、吸引&水拭きモードで最大161分/242平方メートル。そのほか機能面では、独自AIアシスタント「YIKO」、AIインテリジェントホスティング機能、ペットフレンドリーモード、アプリからドラッグ&ドロップによる清掃指示などに対応する。掃除機部分の外形寸法は320W×95H×353Dmm、掃除機をステーションにセットした場合は394W×527.5H×443Dmmとなる。

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