Mac ProやMacBook Airなど

4つの「新型Mac」が6月のWWDCで発表の可能性。ただし発売は数ヶ月後か

現行Mac Proは2019年のWWDCで発表された(Image:Apple)

アップルは6月開催のWWDC(世界開発者会議)にて、新型Macを何種類か発表すると予想されている。これまでは「M2」(M1チップ後継プロセッサ)搭載のMacBook Airを含む2台程度との説が有力だったが、なんと4台もの新型モデルが発表されるかもしれないと報じられている。

これまでもMac関連の情報を伝えてきたiDropNewsは「関係者」からの話として、次のような新型モデルがWWDCで発表されると伝えている。

Mac Pro

アップルが「前回のイベントでそれを予告していた」(3月のPeek Performanceイベントで「もう1つ、(新型)Mac Proが残っている」と述べていたこと)を指して、WWDCこそ発表されるに相応しい場だ、との趣旨を述べている。実際、現行のMac Proが発表されたのも2019年のWWDCだった。

ただし「技術的にはまだ準備ができていない」とのこと。一般的にWWDCで発表されるハードウェア製品は数ヶ月後まで入手できないし(現行Mac Proも発表が6月、発売が年末だった)、アップルと生産パートナーが抱えている問題(半導体不足など)を考えると、このシナリオは十分あり得ると主張されている。

MacBook Air・MacBook Pro

今回のWWDCではM2に言及し、さらに新型のMacBook AirやMacBook Proを発表する可能性があるという。これらのモデルは第3四半期まで発売されない見通しだが、6月に発表しても差し支えないとされている。

先日iDropNewsは「新型MacBook Airは9月に発売」と伝えていたが、一応は時期的な整合性がとれているようだ。

Mac mini

M2の発表に伴い、同プロセッサを載せたMac miniも発表する準備を進めており、デザインは現行モデルと同じになるとの予想が述べられている。また、上位チップを採用した「Pro」モデルも今年か来年に発売される可能性があるとしている。

このうち、M2搭載のMacBook AirとMac miniに関しては、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のLeaksApplePro氏らも予想しており、より可能性が高まったかっこうだ。

また大手メディア Bloombergも、M2搭載のMacが9種類以上もテスト中だと報じたばかりだ。Macの生産拠点である中国の各都市がロックダウンしたことで出荷が大幅に遅れているとの観測もあったが、実際に新型Macが発売される今年後半までには解消しているのかもしれない。

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