マットな金属ボディで質感にも配慮

ファーウェイ、約1.4万円でGPS搭載のスマートウォッチ「WATCH FIT Special Edition」

編集部:平山洸太

Image:HUAWEI

ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」を8月28日に発売する。価格はオープンだが、税込14,080円前後での実売が予想される。カラーはネビュラピンク、スターリーブラック、フォレストグリーンの3色。

約1.64インチの大画面AMOLEDディスプレイ、GPS内蔵、高精度睡眠測定、24時間健康管理といった点をアピールするスマートウォッチ。位置づけとして、価格面でも機能面でも、既存モデルの「HUAWEI WATCH FIT 2」と「HUAWEI Band 8」の間を取るようなモデルだとしている。AndroidだけではなくiOSにも対応する。

ディスプレイは上述の通り1.64インチで、画面占有率は70%、解像度は456×280ピクセル。薄型軽量によって心地よい装着感を目指しており、本体の厚さ(センサー含まず)は約10.7mm、ベルトを含まない質量は約21gとなる。また本体はマットなメタリックボディとなり、バンドはシリコン製のものを採用する。

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常時点灯文字盤(AOD)に対応。また専用アプリを利用することで、10,000種類以上の文字盤が利用できる。その日の服装などをスマートフォンのカメラで撮ることで、AIが文字盤を生成する「スタイル文字盤」も備える(iOSは非対応)。バッテリー持続時間は、通常仕様の場合は9日間で、ヘビーユースの場合は6日間。急速充電に対応しており、約45分でフル充電が行える。

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Band 8との大きな違いとして、本体にGPSを内蔵するため、スマートフォンを使わずにワークアウトのルートを記録可能。ルートのアニメーションをアプリから共有することもできる。ワークアウトでは回復時間、VO2Max、トレーニング能力指数、トレーニング負荷などのデータ分析などに対応。100種類以上のワークアウトモードを備えており、ランニング、ウォーキング、サイクリング、水泳など12種類のワークアウトについては、専門的に分析できる。

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睡眠モニタリングはTruSleep 3.0を搭載することで、精度が約10%向上し、誤認識率も約40%減少している。アプリから専門的な睡眠レポートと改善アドバイスも提供される。ほか健康管理では、TruSeen 5.0による24時間の心拍数モニタリングや異常時のアラート機能、24時間の血中酸素レベル測定、TruRelaxによるストレスモニタリング、生理周期の管理をサポートする。

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アラームやストップウォッチ、タイマー、ライトといったアシスタント機能に対応。スマートフォンとの連携機能として、LINEなどのアプリからのメッセージ通知やクイック返信(iOSは非対応)、スマホ探索、リモートシャッター(iOSのみ対応)、音楽コントロールといった機能を利用できる。

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