USB-C版旧型iPhoneの噂も気になるところ

「iPhone 15」らしきスマホがインドBISの認証取得。生産進行中との報道

Image:Mr.Mikla/Shutterstock.com

アップルは「iPhone 15」シリーズを9月第3週に発表すると見られているが、そんななかインドで「アップルの新たなスマートフォン」がインドのBIS(標準規格)認証を取得したことが明らかとなった。

インドのスマートフォン情報サイトMySmartPriceは、「Apple A3094」が携帯電話製品カテゴリーでBIS認証を取得したことを発見した。認証リストからはそれ以上の情報は得られないが、この時期に現れる未発表の「アップルのスマートフォン」といえば、iPhone 15モデルの1つである可能性が高い。

さらに米9to5Macが調べを進めたところ、これは有効なモデル番号であり、来月のiPhone 15発表イベントに先立ち、A3094やその他のデバイスに対応するためバックエンドのインフラを準備中だと確認できたという。

昨年8月にもiPhone 14発表イベント直前、やはりインドBISデータベースに未発表の「アップルのスマートフォン」が出現していた。この型番はiPhone 14標準モデルだと判明し、最終的には残りの3モデルも追加されていた。

おりしも、インドでiPhone 15モデルの量産が進行中だとBloombergが報じたばかり。

アップルが生産拠点を中国からインドに移転しつつあるのは周知の事実だが、以前は「最新iPhoneは中国で生産、古いモデルはインドで製造」となっていた。それが昨年は中国から数週間遅れでインドでも最新のiPhone 14シリーズが生産開始され、今年はますます時差が短くなっているようだ。

今年のアップルの目標は、インドと中国の出荷時期を同等に近づけることだとBloombergは報じている。しかし、今のところインドは部品の大半を輸入せざるを得ないため、サプライヤーは達成できるかどうか確信が持てないとのことだ。

その一方で、最新のtvOS 17ベータからは、2つの未発表iPhoneモデルが見つかった。これらの識別子「「iPhone14,1」と「iPhone14,9」だが、「iPhone14,x」はA15 Bionic搭載デバイスに割り振られた前例から(iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 14等)旧型iPhoneのUSB-C版モデルが登場するのでは?との推測も持ち上がっている。

おそらく、iPhone 15発表イベントまで約1か月。そろそろ買い換えや旧機種の下取りなど、現実的なプランを考えた方がよさそうだ。

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