背面カメラはシングルのまま
「iPhone SE4」はUSB-Cに移行、さらにアクションボタン搭載か
アップルの廉価版スマートフォンiPhone SEの第4世代モデル、通称「iPhone SE4」は、舞台裏で様々な紆余曲折がありながらも、2025年発売予定に落ち着いたとみられている。
これまで2代にわたって4.7インチ液晶画面+Touch ID(指紋認証)内蔵ホームボタン、つまりiPhone 8ベースが続いてきたが、ようやくiPhone 14ベースへと移行。すなわち6.1インチの有機ELディスプレイ+Face ID(顔認証)となることも有力視されている。
そんななか、iPhone SE4には「iPhone 15 Pro」のようなアクションボタンが搭載されると著名リーカーが主張している。
先週末、リーカーUnknownz21氏は、「SE4はかなりまともなアップデートになりそうだ。彼ら(アップル)はついにiPhone 8スタイルのフレームを捨てた(厄介払い)」とツイート。
それに続くツイートで、Unknownz21氏はiPhone SE4の追加情報を投稿。「iPhone 14ベースのデザイン/Face ID/USB-C/アクションボタン/背面カメラは1つ」と述べているしだいだ。
これが本当だとすれば、iPhone SEモデルは初めてLightningポートからUSB-Cに移行することになる。またFace ID搭載との主張は、「側面(電源)ボタンにTouch IDボタン内蔵する可能性あり」との噂を打ち消すものだ。
最も興味深いのは、アクションボタン搭載という予想だろう。このアクションボタンとは、Apple Watch Ultraの同名ボタンのように、様々な機能を割り付けてカスタマイズできる仕組みだ。iPhone 15シリーズのうちProモデルのみに採用され、9つの機能を選べる可能性がある。
もしもiPhone SE4に搭載されたなら、非搭載の「iPhone 15」や「iPhone 15 Plus」との分かりやすい差別化要因となるだろう。その一方で背面カメラが引き続きシングルというのは、廉価モデルとしてコストを抑えつつ、フラッグシップ機を優位に立たせる上でバランスが取れるはずだ。
ちょうど先週末、iPhone SE4向け有機ELパネルの受注をめぐり、中国のディスプレイ製造企業が競い合っていると報じられたばかりだ。また本製品はアップル独自設計の5Gモデムチップを初搭載するとも予想されており、その性能にも注目があつまりそうだ。
- Source: Unknownz21(X)
- via: MacRumors