一部の英語動画で表示

YouTubeがAI生成の概要表示をテスト中

Image:Chubo – my masterpiece/shutterstock.com

YouTubeは7月31日(現地時間)、動画の概要説明をAIが自動生成するテストを開始したと公式ブログで明らかにした。一部の動画(英語のみ)と視聴者に対して表示される。

このAI生成の概要は、視聴ページと検索ページに表示されるが、クリエイターが作成した説明に取って代わるものではないという。動画に関する簡単な概要を読むことで、視聴するべきかどうかを簡単に判断できるようになるとしている。

いまのところ、どのように表示されるのかは定かではないが、現在は宣伝や関連情報の表示に使われることが多い動画の概要欄に、文字通りに概要を追加することを目的としているのだろう。また、クリエイターが作成した概要とは、区別できるようにもなるはず。検索結果にも表示されるのであれば、その動画を見るかどうかを決めるのに役立ちそうだ。

YouTubeは、ほかにもAIを利用した機能を提供しており、2020年には動画のチャプターを自動的に追加するテストを実施。また、今年6月にAIを利用した自動吹き替えを発表している。

このほか、直近ではPremiumプランのユーザー向けに、画面ロックで意図しないタップによる誤操作を防止する機能、画面の長押しで2倍速再生を行う機能、動画のシークバー移動時のプレビュー表示を大きくする機能をテストしている。

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