1回の決済で最大5,000円まで

業界初、PayPayに「オフライン支払いモード」搭載

編集部:平山洸太

Image:PayPay

PayPayは、キャッシュレス決済サービスのPayPayにおいて、端末のインターネット接続がない場合でも決済が行える「オフライン支払いモード」の搭載を発表した。この機能により通信障害時はもちろん、多くのユーザーが集まり通信が不安定な場所でも決済できるようになるとしている。

オフライン支払いモードでは、PayPay残高およびPayPayあと払いのみ利用可能。金額には上限が設定されており、1回の決済は最大5,000円、かつ過去24時間で10,000円、過去30日間で50,000円まで。決済回数の上限は、過去24時間で2回、過去30日間で10回までとなる。当然だが、所持している残高を超える場合、利用可能額の設定以上の支払いも行えない。

通常のモードでコードの表示にかかる時間が3秒を超えると、オフライン支払いが可能になる。オフラインで支払う場合、ユーザーのアプリは決済完了画面に切り替わらず、決済音も鳴らないという。決済情報については、通信環境が安定した際に、プッシュ通知や決済履歴などで確認できる。

なお、オフラインで決済を行うためには、店舗の決済端末はオンラインである必要があるとのこと。また本機能は国内の主要コード決済サービスとしては業界初であり、複数の特許を出願中だとしている。

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