バッテリー持ち重視ならiPhone 15 Plus最強?

「iPhone 15」シリーズ、全モデルでバッテリー容量が大幅増か

Image:Poravute Siriphiroon/Shutterstock.com

今年秋に登場とみられる「iPhone 15」シリーズにつき、全体的にバッテリーが大幅に増量するとの噂話が報じられている。

中国メディアITHomeに「Foxconnの内部関係者」と称する人物は、iPhone 15シリーズのバッテリー容量に関する情報を伝えたという。Foxconnは、iPhone最大の組立サプライヤーであることは言うまでもない。

この情報によれば、「iPhone 15」は18%、「iPhone 15 Plus」と「iPhone 15 Pro」は14%、「iPhone 15 Pro Max」は12%大きなバッテリーが搭載されるとのこと。以下はiPhone 13および14シリーズとの比較リストである。

Image:ITHome

今回のリークが正しければ、Plusモデルは引き続き4モデル中最大のバッテリー容量となる一方、Proモデルは最小のバッテリーのままということになる。Pro Max含めて標準モデルより容量が小さいのは、チップのプロセスルールが微細化して電力効率が向上したことや、追加のパーツをほぼ同じサイズの筐体に収めるためバッテリーにしわ寄せが行くことで説明できそうだ。

自称「Foxconnの内部関係者」は特にリークの実績もなく、ITHomeも続報として別のリーカーの否定的な意見を伝えている。が、標準モデルとProモデルともに少し分厚くなり、大容量バッテリーを積む内部スペースが確保しやすくなるとも予想され、もっともらしいとも思える。

さらにプロセッサーの世代が新しくなることや、電力効率が高い有機ELドライバーチップが採用されるとの観測もあり、いずれにせよiPhone 15シリーズのバッテリー持ちが大幅に改善される可能性は高い。

またITHomeは、中国Weiboで出回っているFoxconn方面からの情報として、iPhone 15 Proの最低ストレージ容量は256GBとなり、iPhone 14 Proの128GBから2倍になると述べている。

かたやiPhone 15とiPhone 15 Plusは引き続き128GB~になると予想されているため、これもProと非Proモデルを差別化する要因となりそうだ。

関連キーワード: