無線「Cobra Pro」と有線「Cobra」

Razer、ゲーミングマウスの新ライン「Cobra」。小型の左右対称モデル

編集部:平山洸太

左が「Cobra Pro」で右が「Cobra」(Image:Razer)

Razerは、ゲーミングマウス「Cobra Pro」および「Cobra」を発表。Cobra Proは7月18日、Cobraは7月7日に発売で、どちらも本日6月30日から予約受付を開始する。価格はCobra Proが21,980円、Cobraが6,490円(どちらも税込)。

コンパクトなサイズ感の「Viper Mini」に最先端のテクノロジーを搭載して進化させたという左右対称マウス。ラインナップされる2モデルは基本形状が同じものの、Cobra Proは無線接続にも対応する上位モデル、Cobraは有線接続のエントリーモデルという位置づけとなっている。

Cobra Pro

「Cobra Pro」(Image:Razer)

センサーには同社が「市場で最も正確」とアピールする、解像度の正確性が99.8%の「Focus Pro 30Kオプティカルセンサー」を搭載。厚さが4mm以上のガラスにおけるトラッキングにも対応する。またスイッチには、9000万クリック以上の長寿命を実現した、第3世代オプティカルマウススイッチを採用している。

接続方法として、独自の無線接続であるHyperSpeed Wiress、Bluetooth、有線(USB Type-C)の3種類をサポートする。HyperSpeed Wiressでは、マルチデバイスドングルに対応するため、ワイヤレスマウスとキーボードを1つのドングルで接続することも可能。またドングルでの接続時には、HyperPollingワイヤレステクノロジーによる、4000Hzのポーリングレートに対応する(デフォルトは1000Hz)。

3種類の接続方法に対応

専用ソフトウェアのRazer Synapseにより各種カスタマイズが可能。各ボタンに合計10のプロファイルが設定できるほか、プロファイルを切り替えられるHypershift機能により、設定できるプロファイルを2倍に拡張できる。オンボードメモリを備え、最大5つのプロファイルの保存にも対応する。

10以上のプロファイル設定に対応する

また、RGBライティングをホイール部分や本体底面など備えており、11のエリアでカスタマイズすることが可能。ワイヤレス接続時にはライティングの明るさを抑える(消灯/25%/50%)、Smart Dimming機能も搭載した。

バッテリー持続時間は、HyperSpeed Wiress接続の場合、1000Hzで最大100時間、4000Hzで最大33時間。また、Bluetooth接続時は最大170時間。別売の「Mouse Dock Pro」を用いることで、ワイヤレス充電にも対応する。外形寸法は62.5W×38.1H×116.6Dmmで、質量は77g(本体のみ)。

Cobra

「Cobra」

Cobra Proと同様のボディ形状を採用しつつ、スペックや機能を抑えたエントリーモデル。スイッチはCobra Proと同じく第3世代オプティカルマウススイッチを採用しているものの、センサーは8500 DPI オプティカルセンサーを備える。

接続はUSBによる有線のみで、ポーリングレートは1000Hz。Razer Synapseを使った各種カスタマイズに対応し、各ボタンに合計8のプロファイルが保存できる。オンボードメモリプロファイルは1つまで。またRGBライティングは、本体底面とロゴを合わせた1ゾーンとなっている。

底面部

外形寸法はCobra Proと全く同じ62.5W×38.1H×116.6Dmmとなり、質量はより計量な58g(本体のみ)を実現。ケーブルには柔らかく低摩擦だというSpeedFlexを採用している。

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