やはり体温測定では数値表示をしないとのこと

うわさの頑丈版Apple Watchは「スマートウォッチ最大の画面サイズ」になる?

Image:Apple

アップルがエクストリームスポーツ向けのApple Watch「頑丈」モデル、いわばアップル版G-Shockを開発中であるとの噂は、2021年から何度となく伝えられてきた。その主な発信源だった米Bloombergが新たに、この頑丈モデルが強固な金属ケースと大型ディスプレイを搭載するとの予想を報じている。

同誌のMark Gurman記者は、「これまでのスマートウォッチで最大のディスプレイ、より大容量のバッテリー、頑丈な金属ケース」を備えた、エクストリームスポーツ・アスリート向けApple Watchが準備中だと述べている。Gurman氏は1年以上前から、このモデルが近い将来に投入されると主張していた

ちょうどアナリストのRoss Young氏とJeff Pu氏が、次期「Apple Watch Series 8」には対角1.99インチ(約50.5mm)のサイズが登場すると述べたばかりだ。このモデルが従来の45mmに取って代わるのか、Series 8では41mmと45mmに加えて第3のサイズが用意されるのか、それとも新たなバージョン用となるのかは不明だった。

今回のBloombergの情報筋によると、大型ディスプレイは頑丈モデルの重要な特徴の1つになるという。解像度410×502の広い画面により、運動中により多くの情報を表示できるようになるそうだ。ちなみに現行の45mmモデルの解像度は、396×484である。

またこのモデルは、さらに耐久性を高めるために「アルミニウムではない」強度の高い金属で作られるとも書かれている。ただし、どの金属が使われるかには言及されておらず、スチールやチタンが使われる可能性もある。そして価格は、Series 7のステンレススチールケース(699ドル~)より高くなるかもしれないそうだ。

最近アップルは、Apple Watch Series 7を着けた人々がエクストリームスポーツをしたり、地面に滑り込む様子を映し、その頑丈さをアピールするCMを公開した(プロレスラーが試合中も健康管理しているのは不自然だが)。新たな頑丈エディションは、その路線の延長上にあるのかもしれない。

またSeries 8の通常モデルについては、Series 7と同じデザインと画面サイズを引き継ぐとBloombergは予想している。そして噂の体温測定機能は、FDA(米国食品医薬品局)などの保険機関による規制を避けるため、体温計のように、温度の具体的な数値を表示することはないそうだ。

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