「そこに存在しない」ような感覚

Google「Pixel Watch」を腕に着けた写真が公開。「今まで着けた時計で最も快適」という感想

Image: Google

ここ数日のうちに、Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」に関するリークが相次いでいるが、(Google製品にはありがちなことだが)もっぱら注目は背面の健康関連センサーらしきものに集中していた。

そして新たに、Google製のバンドと、実際に腕に装着したかたちでの写真がいくつかネット上で公開されている。今回の写真は、レストランに置き忘れられていたPixel Watchを拾ったという、u / tagtech414が追加で公開したかっこうだ。

Google純正と思しきシリコン製のPixel Watchバンドは20mm幅で、「初めて装着するのはちょっと面倒」だが「非常に安全」と表現される独自のコネクタを搭載。各スロット(はめ込み口)ごとにボタンが付いていて、すべてロックされるという。

実際に装着したというu /tagtech414氏は、「私が今まで身に着けていた時計の中で最も快適」だとの感想を述べている。また寸法から想像するよりもずっと薄く感じられ、自前のGalaxy Watchと比較すると「まるでそこに存在しないかのような感覚」だという。

そして、手首を曲げたときや文字を入力するときに、他の時計では気になるクラウン(リュウズ)が手の甲に当たらないのも大きなポイントだそうだ。

Pixel Watchのリュウズはボトルキャップ型となっており(Apple Watchのデジタルクランはもっと平たい)つまみやすいという利点があるようだ。先日の報告では本体部分の厚さが約12.7mm、直径38.1mmとされていたが、ベゼルを除けば画面の直径は30mmということで、Apple Watch Series 7(41mm/45mmの2サイズ展開)よりも本体・画面ともに小さくなりそうだ。

もっとも、Pixel WatchはFitbit Charge 5と同じ健康センサー、つまり酸素飽和度や心電図も計測できる可能性が推測されている。あくまで健康管理に重きを置き、ランニングやジムの運動でのお供と割り切るならば、Apple Watchに取って代わる有力候補になるのかもしれない。

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