セラミック仕上げを採用

ダイソン初号機「G-Force」カラーのドライヤーなど数量限定モデル

編集部:平山洸太

ダイソンは、日本での25周年を記念した数量限定カラー「Ceramic Pop(セラミックポップ)」を発表した。ラインナップは以下3種類で、ヘアドライヤーとマルチスタイラーは本日から、ヘアアイロンは7月中旬から発売する。

・Dyson Supersonicヘアドライヤー
・Dyson Airwrapマルチスタイラー
・Dyson Corraleヘアアイロン

1980年代に日本で販売された世界初の「G-Force」のカラースキームからインスピレーションを得たという限定カラー。「家庭で使っても印象的なこのカラーは、ダイソン製品をダイソンたらしめるユニークな配色構成」だと説明している。

本体はサテン塗料のトップコートを精密に塗布した、セラミック仕上げを採用。何度も試作を重ねることで、素焼きの陶器の、シルクのような滑らかさを連想させる仕上がりになっているという。

同社は1998年に東京オフィスを開設し、今年で25周年を迎える。日本での展開について、1980年代に創業者のジェームズ・ダイソン氏が初めてサイクロンテクノロジーを「G-Force」として発売するなど、「長く特別な関係」があると説明。以降も、2015年にはダイソンの直営店第一号「Dyson Demo 表参道」をオープン、2016年にはヘアケア部門に参入したDyson Supersonic ヘアードライヤーも日本で初めて公開されている。

手前にあるのが「G-Force」

また、G-Forceのコンセプトを伝承するため、2017年、ダイソンは世界初のCMF(Colours:色/Materials:素材/Finishes:仕上げ)専門エンジニアチームを設立。当初は電気自動車プロジェクトのデザインに貢献したこのチームは、技術や製品全体の体験を高めるべく、現在はすべてのカテゴリーで活動しているという。

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