iPhoneは未対応

Android端末がマイナンバーカードの電子証明書に。順次サービス拡大

編集部:平山洸太

Googleは、デジタル庁が提供するAndroid向けマイナポータルアプリがアップデートにより、Android端末でマイナンバーカードの電子証明書と同等の機能がサポートされるようになったとアナウンスした。

これにより、マイナンバーカードを持ち歩くことなく、スマートフォンだけで各種行政サービスが利用できるようになる。先月に行われた関係省庁の会議で、5月11日から利用可能になることが案内されていたが、予定通りにスタートした格好となる。

デジタル庁によると、本日からマイナポータルを活用したサービスが開始され、子育て支援の申請や薬剤・検診情報の閲覧などが可能となる(引っ越しは7月、確定申告は来年度から)。銀行・証券口座の開設や携帯電話の申し込みといった、各種民間サービスについては、順次対応予定とのこと。またコンビニ交付サービスは年内、健康保険証としての利用は来年4月ごろの対応を予定している。

また公開に合わせ、デジタル庁の河野太郎大臣がGoogle Japan Blogに以下のコメントを寄せている。

「本日、スマホ用電子証明書搭載サービスをスタートできたことを嬉しく思います。

これにより、マイナンバーカードを持たずとも、 いつでもどこでもスマートフォンだけで、マイナポータルにおける各種情報の閲覧や、オンライン申請などが可能となります。各種民間サービスのオンライン申請や、コンビニエンスストアでの証明書取得なども、順次、可能となります。ぜひ、お申し込みいただき、その便利さをお楽しみ下さい。」

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