それよりGoogleマップ対応を望む人も多い?

「iOS 17」のロック画面、純正マップで道案内中でも通知など確認可能に?

Image:BigTunaOnline/Shutterstock.com

iOS 16.1以降ではロック画面が刷新され、「ライブアクティビティ」機能が利用可能となっている。スポーツの途中経過や目的地までの道案内、天気など、様々なアプリの情報をロック解除せずに確認でき、一部操作も行える機能だ。

次期「iOS 17」では、アップル純正マップアプリのライブアクティビティ表示が全面的にデザイン変更され、マップ部分の表示が小さくなる一方で、通知や日付と時刻の表示が可能になるとリーカーが主張している。

Twitterユーザーの@analyst941氏は、「好きか嫌いか、アップルは気にしない。これが新たなマップのロック画面向けライブアクティビティ」とつぶやき、その予想画像を合わせて投稿している。同氏はiPhone 14 Proモデルにダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)が搭載されることを的中させていたが、長期的な定評があるわけではない。

https://twitter.com/analyst941/status/1655486926047019008?s=20

現在マップのロック画面向けライブアクティビティは、ディスプレイ全体を覆い尽くす形となっている(マップアプリを開き、道案内を指示してからロックすると確認できる)。時刻も日付表示もなく他のアプリも締め出され、通知も見られずで、マップがロック画面を独占してしまう。画面を上にスワイプしても、ただロックが解除されるだけで通知は確認できない。

しかし新デザインはマップ表示が画面の2/3程度となり、時刻と日付は上部の1/3に残っている。そして画面を上にスワイプすると、通知が表示されるという。ロックを解除すれば、シームレスにマップアプリに移行するとのことだ。

こうした他の機能との共存は、Apple Musicのそれと近い。Apple Musicの場合はロック画面での専有面積が小さいが、やはり新マップも最小化でき、タップして再び最大化できるという。ただし、こちらの情報は@analyst941氏が自ら見たわけではなく、十分な詳細は確認できていないと但し書きが付け加えられている。

最後に@analyst941氏は「これはiOS 17に搭載される。確認済み」と締めくくっている。が、この情報は初出のものであり、他の情報源からの裏付けを待った方がいいだろう。

ロック画面のアクティビティは、iPhoneに集約されている様々な情報を上下のスワイプですばやく確認でき、通常のホーム画面のように「アプリを意識的に操作する」とは違った便利さがある。もっとも利便性でいうのであれば、アップル純正マップよりGoogleマップの早めの対応が求められるかもしれない(予告はしているが未だに実現せず)。

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