LシリーズはAMD Ryzen 7000シリーズ搭載モデルも

レノボ、第13世代Coreプロセッサー搭載「ThinkPad X13」シリーズなど、全15モデルを発表

Gadget Gate

写真左から「ThinkPad X13 Gen 4」「ThinkPad X13 Yoga Gen 4」(Image:Lenovo)

レノボ・ジャパンは、同社が展開するノートパソコンThinkPad X13シリーズ、X1シリーズ、Tシリーズ、Lシリーズの最新ラインナップ計15モデルを発表。「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」「ThinkPad X1 Yoga Gen 8」「ThinkPad X1 Nano Gen 3」の3種は本日4月18日から発売開始。その他モデルについては4月下旬以降順次発売する。

ハイブリッドワーク化を推進する企業や組織のニーズに応えるものとして、いずれのモデルもCPUには最新の第13世代インテルCore プロセッサー(LシリーズのみAMDとの選択)を搭載。Webカメラを高画質化、すべてのモデルで1080p以上に対応する。さらに、ThinkPad X1シリーズは人感検知に対応したMIPI接続カメラを、ThinkPad Tシリーズ・Xシリーズは5メガピクセル高解像度カメラを選択でき、すべてのWebカメラにプライバシーシャッターを標準で搭載する。

カメラ関連のユーティリティアプリケーション、Lenovo Viewも強化。Webカメラから入力した映像の調整に加えて、ソーシャルハッキングを未然に防ぐプライバシーアラート、着席姿勢検知の機能などをワンストップで制御可能となった。

さらに、オンライン会議参加時のノイズキャンセリングテクノロジーであるDolby Voiceをはじめとするオーディオ系機能の制御をLenovo Commercial Vantageに統合し、使い勝手を向上。その他、米国国防省調達基準MIL-STD-810Hに準拠。ThinkPad X1 Nanoを除くすべてのモデルでワイヤレスWANを搭載可能とした。

ラインナップの内、ラップトップ型の「ThinkPad X13 Gen 4」(233,970円/税込・以下同から)、回転型マルチモードPCの「ThinkPad X13 Yoga Gen 4」(260,370円から)は、さらなる小型化・軽量化を図った筐体デザインに刷新。アスペクト比16:10の13.3型ディスプレイは、4辺狭額縁により前世代モデルよりフットプリントを削減させた。

ディスプレイ上部にはコミュニケーションバーを備え、上記の通り、5メガピクセルの高解像度カメラを選択可能。バッテリー駆動時間は、ThinkPad X13 Gen 4は最大約22.9時間、ThinkPad X13 Yoga Gen 4は最大約22.6時間となる。

写真左から「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」「ThinkPad X1 Yoga Gen 8 」「ThinkPad X1 Nano Gen 3」(Image:Lenovo)

ビジネスノートのフラグシップラインとするThinkPad X1シリーズは、14型ノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」(301,070円から)、14型の大画面タブレットとしても利用できる回転型マルチモード 2-in-1「ThinkPad X1 Yoga Gen 8」(338,470円から)、質量1kgを切る超軽量の13.3型ノートPC「ThinkPad X1 Nano Gen 3」(321,970円から)の3モデルを展開。

優れた可搬性と、アスペクト比16:10の縦に広い作業領域を両立。高い生産性を実現させたとアピールする。カメラについては上記の通り1080p解像度対応のMIPIカメラを選択でき、オートフレーミングや自動画質補正などが利用可能だ。ディスプレイ上部に4基の360度集音マイク、キーボード面と底面にDolby ATMOS Speaker Systemに準拠した4基のスピーカーを搭載し、ワンランク上のコラボレーション体験を提供すると謳う。

写真左から「ThinkPad T14s Gen 4」「ThinkPad T14 Gen 4」(Image:Lenovo)

14インチサイズのプレミアムビジネスノートブック、ThinkPad Tシリーズは、可搬性とパフォーマンスを両立した「ThinkPad T14s Gen 4」(248,270円から)と、充実したコネクティビティを備えた「ThinkPad T14 Gen 4」(230,670円)をラインナップ。ディスプレイアスペクト比は16:10、4辺狭額縁を採用し、大画面ながら薄型軽量ボディを実現。こちらも選択オプションとして5メガピクセルの高解像度カメラを選択可能だ。

ThinkPad Lシリーズは、第13世代インテルCore プロセッサー搭載モデルと、AMD Ryzen 7000シリーズモバイル・プロセッサー搭載モデルを用意するメインストリームモデル。15.6型「ThinkPad L15 Gen 4」(AMD/156,530円から)、14型「ThinkPad L14 Gen 4」(AMD/154,330円から)、13.3型の「ThinkPad L13 Yoga Gen 4」(AMD/194,370円から)、「ThinkPad L13 Gen 4」(178,970円から)を用意。3種のディスプレイサイズを用意し、用途に応じたラインナップを展開する。

写真左から「ThinkPad L13 Gen 4」「ThinkPad L13 Yoga Gen 4」「ThinkPad L14 Gen 4」「 ThinkPad L15 Gen 4」(Image:Lenovo)

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