映画『ソニック』に続くヒット作が生まれるか

『ペルソナ』『真・女神転生』などアトラス作品が実写化? セガが模索中との報

Image:Atlas

セガは近年、作品の供給形態の拡大がビジネス戦略上の重要な部分になりつつあるとしている。なかでも看板ゲームのひとつ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の実写映画化は見事にヒットにつながった。

その『ソニック・ザ・ムービー』シリーズやNetflix『SONIC PRIME』のプロデューサーであるセガの中原徹氏は、ゲーム・エンタメニュースサイトIGNに語ったところによると、『ペルソナ』『真・女神転生』など、同社の100%子会社で、プレイヤーからの評価が高い作品を生み出しているアトラスの作品を今後の実写化候補に挙げている。

中原氏は「アトラスの世界は、高いドラマ性、最先端のスタイル、魅力的なキャラクターに溢れている」とし、たとえば「『ペルソナ』シリーズのストーリーなどはファンからの評価も高く、誰も見たことがない、あるいは遊んだことがないようなストーリーを展開するチャンスだと思う」と語った。そして「セガとアトラスはこれらの物語と世界観に命を吹き込み、新しいメディアで新しい観客へ届けるべく活動している」と述べている。

かつてはゲーム作品の映画化といえば大抵はファンのイメージから外れた仕上がりになってしまい、興行的に失敗することが多かった。しかし、数年前から米国ではゲーム作品の映画化やストリーミング向けのアニメ化が盛んになりつつある。

たとえば任天堂の作品としては『名探偵ピカチュウ』が実写映画としてヒットし、現在は新しい『スーパーマリオ』のアニメ映画化が進行中だ。セガも1作目の『ソニック・ザ・ムービー』の制作過程で躓きながら、うまく軌道修正してヒットに繋げ、今年4月に米国で公開した2作目では前作を上回る収益をあげた。ソニーもまた『Twisted Metal』『The Last of Us』『God of War』といったPlayStation向けゲームを実写やアニメにすると伝えられている。またNetflixは、もともとアニメライクなグラフィックが特徴的なインディゲームの『Cuphead』のアニメ化や、『The Witcher』のドラマ化などで積極的にゲーム作品の映像化を手がけている。

ちなみに『ペルソナ』シリーズの一部は日本国内で過去にアニメ化されており、現在はAmazonプライム・ビデオやその他いくつかの動画ストリーミングサービスで視聴可能になっている。

アニメ色の強い『ペルソナ』の世界観を実写化してうまくいくかはわからないが、シリーズは最近XboxやSwitchへの移植が発表されたばかりということもあり、さらにファン層が厚くなることが期待される。そこへ実写映画を投入すれば、相乗効果が見込めそうだ。

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