独自の急速充電技術「PowerZip」搭載

使い切っても50分で80%まで急速回復、UPSにも対応のポータブル電源「PowerRoam 600」

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Image:UGREEN

スマートフォンおよびパソコン用アクセサリーなどの開発・販売を行うUGREEN(ユーグリーン)は、急速充電・UPS対応のポータブル電源「PowerRoam 600」を明日3月7日から発売する。価格は79,800円(税込)。

容量680Whのリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載するポータブル電源。独自の急速充電技術「PowerZip」備え、0%から満充電まで約1.5時間。80%までは50分という充電速度を実現させている。

AC電源との接続使用時に停電が発生した場合には、バッテリー出力へ瞬時に切り替わる無停電電源(UPS)として動作。入力異常の発生から20ミリ秒以内に出力がバッテリーへと自動的に切り替わり、これによって、常時給電が必要な電化製品が動作し続けられるようにする。

AC→DC / DC→AC変換に対応する双方向インバーター技術を搭載。幅広い直流入力電圧に対応し、交流出力電圧の安定化により歪みの少ない純正弦波を出力できるとアピールしている。

また、バッテリー素材には、中国自動車大手BYD社との共同開発による新世代26650リン酸鉄リチウムを採用。従来技術に比べ6倍以上のロングライフを実現したとのことで、耐用充放電サイクルは3,000回以上、高度なバッテリー管理システムと高温/短絡/過電圧保護機能により、長期に渡った安定利用を謳っている。

出力端子として、AC×5、USB-A×2、USB-C×2、DC5521×2、カーチャージャー×1の計12ポートを搭載。合計最大出力は965Wとしているが、インテリジェントインバーター技術「U-Turbo」によって、1,500Wの最大瞬間出力を実現。ヘアドライヤーのような1000Wを超える家電製品の使用にも対応するとのことだ。

別売のソーラーパネル「SC100」「SC200」用いた太陽光充電も可能だ(Image:UGREEN)

ほか、専用スマートフォンアプリ「UGREEN」によるバッテリー残量チェック機能や、バッテリー残量0%時でもスマートフォンの充電や7.5時間以上の照明点灯が行える「残量0%緊急モード」も搭載。また、別売のソーラーパネル「SC100」「SC200」を用いての最短4時間の太陽光充電といった機能も備えている。

外形寸法は30.4×18.2×23.9 cmで、質量は9.0kg。AC電源ケーブルやシガーソケット充電ケーブル、ソーラー充電ケーブルやアクセサリー収納ケースなどが付属する。

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