見た目も中身も新しく

メールソフトのThunderbirdが「UIをゼロから再構築」。7月に大幅アップデート

Image:MZLA Technologies

オープンソースのメールソフト「Thunderbird」が、7月にUIの刷新を含む大型アップデートを実施すると発表した。ThunderbirdはFirefoxブラウザーを開発するMozillaに起源を持ち、根強いユーザー層を抱える老舗メールクライアントだが、その外観やソフト設計には古さも出てきていた。

2020年からThunderbirdの開発は、Mozillaの子会社であるMZLA Technologiesが手がけている。開発チームは小規模ながら、この3年間は着実なアップデートを重ねてスムーズな動作を提供してきた。しかし、アプリの存続はユーザーからの寄付をベースとしており、より多くのユーザーのニーズに応える必要がある。そのため開発チームは将来に向けた変更を決め、主な目標のひとつとしてUIを最近のトレンドに見合ったものにしていくことを決めたという。

刷新されたThunderbirdは、7月にリリース予定のバージョン115(コード名:Supernova)で実装される。このバージョンでは、古いコードを書き換えてよりスリムで信頼性の高いものにし、技術的な負債を取り除くとしている。また再設計されたカレンダーやFirefox Syncのサポートなど、その他にも大きな変更が含まれるという。

そして、新規インストールユーザーには「クリーンかつシンプルなUI」を提供するとともに、長年使い続けてきたベテランユーザーに向けて、慣れ親しんだUIを継続することも可能な「柔軟かつ適応性ある」UIのカスタマイズオプションの提供も目指しているとのこと。

さらに、今後2年間をかけたUIおよびUXの改善を計画しており、毎月なんらかのアップデートをリリースしていく目標だという。Thunderbirdは、昨年5月にモバイルおよびタブレット版を発表しており、今後もオープンソースソフトウェアとして継続していく予定だ。

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