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Twitterで4,000文字の長文投稿が可能に。まずは米国から、有料の「Blue」限定

Image:XanderSt/Shutterstock.com

Twitterは9日(現地時間)、米国で有料プラン「Twitter Blue」加入者が投稿できる最大の文字数を4,000文字(半角文字の場合/以下同)に拡大したことを発表した。日本での提供開始がいつになるかは不明だが、米国外からでも長文投稿を見ることはできる。

昨年11月にイーロン・マスクCEOは、ツイートに長文テキストを添付できる機能をまもなくリリースすると予告していた。マスク氏のいう「メモ帳スクリーンショットの愚行」(メモ帳などに長文を書き、スクリーンショットを添付して文字数制限を回避する)は終わりを告げたようだ。

長文投稿はタイムライン上では280文字のみが表示され、「さらに表示」をクリックすると全文に切り替わる。懸念されていた、長文が画面全体を占拠する事態は避けられた格好となる。

Twitter Blue公式アカウントは「あなた自身を表現するため、280文字以上が必要では?」とツイート。さっそく自ら長文投稿をして新機能をアピールしているが、ウェブ版では通常の母国語以外のポストの下に表示される「ツイートを翻訳」などが出てこないようだ。

The Vergeによれば、ツイートが標準の280文字を超えると下書きを保存したり、予約ツイートできない制限があるという。それ以外のほとんどの機能は通常どおり使用でき、ハッシュタグや写真を添付したり、返信やリツイートもできるとのこと。4,000文字での引用RTや返信も可能で、大がかりなやり取りができそうだ。

かたやTwitter公式のメインアカウントは「more words more words」と長文投稿を誘うようなツイートを投稿。これが呼び水となってピザハットやバドワイザー、『ジュラシック・ワールド』などの大手企業やブランドなどが反応し、ちょっとした大喜利状態となっている。

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