詳細は不明

Twitter API有料化による“人気Bot”の消滅危機、「書き込み専用API」で対策か

image:Sergei Elagin/shutterstock.com

Twitterのイーロン・マスク氏は2月5日、「フィードバックに応え、良いコンテンツを提供するBotには、軽量な書き込み専用APIを提供する」とツイートした。

Twitterは2月2日、Twitter APIの無料提供を2月9日に終了、代わりに有料版を提供すると発表。詳細は今週に明かされることとなっているが、マスク氏は月額100ドル程度になるとしている。収益化はもちろんだが、有料化することで悪質なBotを排除できるとの主張も行われていた。

これに対し、無料APIを利用して自動投稿を行っていた各種サービスが、今後存続できなくなるとの懸念を示しており、日本でも地震発生時にその情報を投稿していた地震速報(@earthquake_jp)がアカウントを閉鎖するしかないとツイートしている。

海外でも、猫のPépitoが家へ出入りする様子を自動で投稿し続けている人気botアカウント@PepitoTheCatが「これにより、アカウントを終わらせるしかない。PépitoはTwitterの歴史の一部であり、質の高いコンテンツを投稿し、素晴らしいエンゲージメントを獲得している」とマスク氏にリプライを送信。これを受けてマスク氏は冒頭のツイートを行った。

なお、「書き込み専用のAPI」の詳細や「良いコンテンツ」の定義などは執筆時点では不明だ。2月9日までには発表されるであろう、API有料化の詳細とあわせて発表されることを期待したい。

関連キーワード: