市場価格1195ドルのイームズのチェアは1400ドルで落札

“鳥の巨大オブジェ”が約1300万円に。Twitterが備品をオークションで大量売却

Image:max.ku/Shutterstock.com

Twitterは現在、130億ドルの負債を抱えており、今週その最初の支払い時期がやって来るとBloombergは報じている

Twitterの現在のCEOであるイーロン・マスク氏は、このSNSサービスを買収して以来、大量の従業員を解雇し、福利厚生などを切り詰め、さらにオフィス賃料やその他支払いを一方的に凍結するなどして、なりふりかまわずコスト削減の大ナタを振るいまくってきた。

しかし、その大規模なコスト削減もまだまだ間に合わないのか、Twitterは大量解雇に伴い不要になったオフィス家具などを売りさばくガレージセール的なオークションを実施した。

オークションを担当したHeritage Global Partnersは、この結果を公表しないと決定したため、Twitterがこのオークションでどれぐらいの小銭を稼げたかはわからない。しかしWall Street JournalやThe Guardianなどは、いくつかの品の具体的な落札額を報じている。

たとえば、もっとも高額で落札されたのはTwitterのロゴマークにある鳥の形をしたオブジェで、これが10万ドル(約1300万円)の値を付けたとWSJが報じた。またTwitterのロゴマークのネオンライトは約4万ドル(約520万円)、“@”マーク型のプランターは1万5000ドル(約195万円)と、やはり一品ものにはそれなりに高値がつく傾向が見て取れる。

Image:BBC

一方で、Belkinの電源タップ68個セットは約1000ドル(約13万円)、Polycomのテレカンファレンス用スピーカーフォンは約300ドル(約4万円)と、一般的なオフィスの倉庫にしまってあるような既製品はやはりそれなりの額で落札される傾向があった模様。最も安い落札額を付けたのは、品名は伏せられているものの150ドル(約2万円)だったという。なおWSJは、落札された物品はすべて今週中に落札者が引き取ると報じている。

Twitterの負債の最初の支払期限は1月27日で、それまでに3億ドル(約390億円)を支払う可能性があるとBloombergは伝えている。

ちなみに今回のオークションとは別の話だが、New York Timesは先週、Twitterが今後、特定のユーザー名をオークション型式で販売し、収益の足しにするのではと報じていた。

Twitterはこれまで、商標権の侵害など特殊なケースを除き、ユーザー名を販売することを禁じてきたが、自ら収益を得るためにその慣習を変えることを検討しているようだ。なおTwitterは、プラットフォーム上での政治広告をこれまで禁じてきたが、これも開放していく計画を明らかにしている。

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