Mac miniは10年以上もデザイン変わらず?
MacBook Pro/Mac miniに早くも2024年モデルの噂
アップルが新型MacBook ProやMac miniを発表したばかりだが、早くもこれらの後継モデルに関する有力情報が伝えられている。いずれも2024年に登場する見通しだという。
これらの情報は、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏がツイートしているもの。14/16インチMacBook Proの2024年モデルに関しては、台湾TSMCの3nmプロセスで製造された「M3 Pro」および「M3 Max」チップが搭載される予定とのことだ。
これらMacBook Pro後継モデルは、2024年の前半に量産が開始されるという。M1 Pro/M1 Max搭載の2021年モデル(10月発表・発売)から2023年モデルまで1年数ヶ月空いたことを考えると、4月~6月にリリースされる可能性がありそうだ。
Appleシリコン(独自開発チップ)を独占的に製造するTSMCは、12月下旬に3nmプロセスによる量産を開始している。今回、新型Macとともに発表されたM2 Pro/M2 Maxチップはこの技術を使うとの予想もあったが、結局のところM2チップと同じ第2世代5nmプロセスを用いたと明かされている。
もしも次期M3 Pro/M3 Maxが3nmチップだとすれば、14/16インチMacBook Pro(2024)は性能が向上しつつ電力効率が改善している(バッテリー持ちが長くなる)可能性が高い。
かたや次期Mac mini(2024)は、現行モデルからデザインが変わることはないという。このツイートは約10か月前、「Mac mini(2023)はフォームファクターが前と同じ」との予想が的中したことを受けており、つまりインテル版Mac miniから10年以上も見かけが同じことになる。
かつて次期Mac miniは、上部にプレキシガラス素材が使われるなど、外観が一新されるとの噂もあった。しかし一方では、M1 Pro/M1 Max搭載版が開発中止されたとの情報もあり、Mac Studioと共食いにならないようにデザイン更新も見送られたのかもしれない。
- Source: Ming-Chi Kuo(1) (2)