「新鮮なアップル製アプリ」が含まれるとの予想

次期「iOS 16」では新たなインタラクティブ操作や新規アプリが追加されるウワサ

iOS15にて刷新されたSafariブラウザのレイアウト

まもなく6月に開催されるWWDC(世界開発者会議)では、次期iOS 16(仮)やiPadOS 16(仮)などの新機能が発表されるとみられている。

そんななか、iOS 16にはシステムとの新たなインタラクション(人間が何か操作や行動を起こしたとき、それにシステムがリアクションする相互作用)方法や「新鮮なアップル製アプリ」が含まれるとの予想が伝えられている。

これはアップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者が、ニュースレター「Power On」最新号にて述べていることだ。それによればiOS 16には大きな「整形」(face-lift。おそらくユーザーインターフェースの刷新)が導入される可能性はないが、上記のように新たな操作方法や純正アプリが追加されるようだ。

iOS 14では(すでにAndroidが採用していた)ウィジェットがホーム画面で使えるようになったが、それ以降はほとんど手つかずで、いまだにインタラクティブ性はないに等しい。Gurman氏は特に言及していないが、米9to5MacはiOS 16ではウィジェットが大幅に変更されると期待を寄せている。

アップルが長年にわたり親しまれたiOSの全体デザインを変更するとは考えにくいが(Safariのアドレスバーが下に移動されたときも不評の声が上がった)が、新たな操作や新規アプリの追加ぐらいはありえそうだ。

iOS15にて刷新されたSafariブラウザのレイアウト
またGurman氏はwatchOS 9に関しても、「重要な」アップデートがあると付け加えている。以前、同氏は通知システムの刷新と新たな健康・運動トラッキング機能がiOS 16にやって来ると述べていたことがある。加えて、今年秋のApple Watch Series 8(仮)には体温測定機能が搭載されることが有力視されており、それに伴いiOSやwatchOSが進化を遂げる可能性もありそうだ。

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