TDPは450Wになりそう

NVIDIAの次期フラグシップGPU「RTX 4090」は7月中旬発表か。3090の2倍高速とのうわさも

画像は「Geforce RTX 3090」(Image:NVIDIA)

長く続く半導体不足で高騰していたPC用グラフィックカードの価格も、今年に入ってからは適正価格に向かいつつあることが先日報じられていた。しかし、いま最高のゲーミングPCを購入・構築しようと思っている人は、ちょっと待つほうが良いかもしれない。


PCのビデオカード情報を伝えるサイトVideoCardzによると、NVIDIAはゲーム向けビデオカードの新たなフラッグシップとなる「GeForce RTX 4090」を7月中旬にも発表するとのこと。情報ソースは以前RTX 3090やその仕様情報を正確に予測した実績のあるkopite7kimi氏のツイートだ。

このツイートによると、RTX 4090の仕様は以前うわさされていた仕様からは若干落ち着き、TDP(熱設計消費電力)はRTX 3090 Tiと同等の450Wとなっている。それでいてコア数は3090の1.5倍ほどになっているほか、21Gbpsの24GB GDDR6Xメモリーが搭載され、これと新しいAda Lovelaceアーキテクチャーやその他の最新構成によって、一部では正味のパフォーマンスが2倍近くになると予想されている。

kopite7kimi氏は今月15日、RTX 4090の発表は2022年第3四半期の早い時期になるとツイートしていたが、その翌日には7月中旬と述べた。RTX 4090の発表とともに、下位モデルの4080や4070も登場する可能性は高く、正式発表までには、まだまだ漏れ伝わる情報も更新されそうだ。

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