ぷにぷに触感のフェイスクッションなどラインナップ
RazerがQuest 2アクセサリー投入へ。Mini LED採用ノートPCなどCESで新製品発表
Razerは米ラスベガスで開催中の展示会「CES2023」において、「Meta Quest 2」対応アクセサリーの投入を発表。合わせて、新型のウェブカメラやノートPCも披露した。なお、記事中の価格および発売日は北米におけるものとなる。
Quest 2用アクセサリーは、「Razer Adjustable Head Strap System」と「Razer Facial Interface」の2種類を用意。価格は現時点で未定だが、今年の第1四半期に発売する予定だ。
Razer Adjustable Head Strap Systemは、ナイロン素材を採用するストラップで、長時間の快適性と重量バランスを目指したという。また、Razer Facial Interfaceは医療グレードの低刺激素材を使用したフェイスクッションとなり、通気性を維持しながら光を遮断できるとしている。実際に触ってみるとぷにぷにとした感覚で、やさしく顔にフィットしてくれそうだ。
また、 “ウェブカメラ史上最大のセンサー” を搭載するというモデルが「Razer Kiyo Pro Ultra」だ。本日1月5日(現地時間)より発売開始で、価格は299.99ドル。センサーにはソニー製のSTRAVIS 2(1/1.2インチ)を搭載。レンズの明るさはF1.7となり、他のウェブカメラと比較して約4倍の光を取り込めるとしている。
最先端のプロセッサーにより、最大で4K/30fps、1080p/60fpsの利用が可能。AI技術を用いたフェイストラッキングを搭載し、背景をぼかしつつもシャープなフォーカスを実現したという。
さらにノートPCの「Razer Blade」シリーズからは、16インチと18インチのモデルを今年の第1四半期に発売する。価格は16インチの「Razer Blade 16」が2,699.99ドルから、18インチの「Razer Blade 18」が2,899.99ドルからとなる。
Razer Blade 16では、HDR対応のMini LEDを採用。1000nitのピーク輝度および3ms未満の応答性能に対応する。2種類の画面モードを搭載し、120Hz/UHD+のクリエイターモード、240Hz/FHD+のゲーマーモードを切り替えて利用できる。
一方Razer Blade 18については、同社で初めてとなる18インチモデル。240Hz/QHD+のディスプレイ、5MPのウェブカメラ、THX Spatial Audio対応の6スピーカーシステムなどを備えており、デスクトップPCの代替として使えるようなモデルだとしている。
このほか、ゲーミングチェアに取り付ける“7.1ch対応ヘッドクッション”「Razer Project Carol」や、人物検知で3Dオーディオを高めたサウンドバー「Razer Leviathan V2 Pro」も発表。こちらの詳細はPHILE WEBでお伝えしている。
またブースでは、同社が2022年10月に発表したAndroid搭載のゲーム機「Razer Edge」を展示。北米では1月26日に399.99ドルから販売開始するとしているが、CES2023の展示が、本製品を試せる初めての機会となった。
- Source: Razer