iPhone vs Galaxyの比較データも

iPhone 14 Pro「常時表示オフ」でどれくらい節電できる?

Image:boyudon/Shutterstock.com

昨年秋に発売されたiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxには、いつも時刻や通知を表示できる「常時表示」機能が導入された。しかしロック画面の明るさを落としているとはいえ、画面が表示されているには違いなく、どれほどバッテリー持ちに影響するのか疑問に思っているユーザーも少なくないはずだ。

そこで常時表示でどれだけバッテリーが消耗するのか、また壁紙をオフにすることで節電効果はあるのか、実際に検証してみた結果が報告されている。

iPhone 14 Proモデルの発売当初は、ユーザー側が常時表示の様々な要素をカスタマイズすることはできなかった。先月リリースされたiOS 16.2により、ようやく「常に画面オン」状態で壁紙や通知を無効にできるオプションが利用可能になった(設定アプリの[画面表示と明るさ] > [常に画面オン]内にあるトグルスイッチで切り替え)。

[壁紙を表示]を無効にすると、時刻や日付、設定したウィジェットおよび最近の通知(有効にしていた場合)を残してロック画面が黒くなる。YouTuberのPhoneBuff氏は、この壁紙の有効・無効がiPhone 14 Proのバッテリー持ちにどれほど影響を与えるかテストした次第だ。

テストの結果、常時表示で壁紙を有効にした場合は、1時間あたり約0.8%消耗している。それに対して壁紙を無効にすると1時間あたり0.6%であり、0.2%の違いがあるようだ。もちろん常時表示を無効、ディスプレイをオフにしていれば、残り容量は100%に貼り付いたままだ。

またPhoneBuff氏は、iPhone 14 ProとサムスンGalaxy S22 Ultraの常時表示を比較している。iPhone 14 Proもサムスン製の有機ELパネルを採用しており(昨年11月からLGディスプレイが一部供給しているとの報道もある )、実質的にはアップルとサムスンとのソフトウェア勝負ということになる。

そこで見つかった興味深い違いは、Galaxy S22 Ultraでは、時間の経過とともに時刻表示の位置が動くことだ。おそらく、静止画を長時間表示することでの有機ELの焼き付きを防いでいると推測される。

かたやiPhoneでは、そうしたことは起こらず、時刻やその他の情報はすべて固定の位置に表示されたままだ。サムスンには同グループ内で有機ELテレビのノウハウもあり、焼き付き対策については一日の長があるのかもしれない。

もっともバッテリー消耗の速度は、iPhone 14 ProとGalaxy S22 Ultraともに同じであり、常時表示を始めて24時間後に84%に達している。日常生活では常時表示はとても便利ではあるが、しばらく充電できない旅先や非常事態時には、常時表示をオフにしておく方がよさそうだ。

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