実際にビールを使って乾杯できる

ボトルを持ったり楽器演奏したりできるVRコントローラー、Shiftall「FlipVR」

編集部:平山洸太

Shiftallは、 “新しいスタイル” とするVRコントローラー「FlipVR」を発表した。2023年内の発売と予定しており、価格は未定だが、4〜5万円程度を目指しているという。

アメリカ・ラスベガスで1月5日に開幕する、世界最大級のテクノロジー関連の見本市「CES2023」に先駆けて行われた前夜祭イベント「CES Unveiled」に合わせて発表されたかたち。会場ではプロトタイプながらも、実機を利用したデモが行われた。

FlipVRは、手のひら側に位置している操作パネルを跳ね上げることで、手の位置のトラッキングを保ったまま、キーボードやマウスを操作したり、楽器を演奏したりできるVRコントローラー。通常のコントローラーで同様に現実の作業を行おうとすると、一時的にコントローラーをどこかに置く必要があり、その間はトラッキングを失ってしまうが、FlipVRではこれを防げるわけだ。

跳ね上げ部分となる操作パネルには、2つのボタンのほか、ジョイスティックやトリガーといった、通常のVRコントローラーにあるような操作系を備える。手はコントローラーに備えられたハンドストラップに通しているため、前述のようにキーボードなどを操作したり、飲み物を持ったりしてもコントローラーをいちいち手放す必要はない。

なお操作パネルは位置と角度を調整できる設計を採用。ユーザーによって手の大きさや指の大きさは異なるが、この調整により、どのような手でも長時間快適に操作できるという。

SteamVRに対応するため、同社のVRヘッドセット「MeganeX」だけでなく、htcのViveシリーズなど他社製のデバイスでも利用できる。Meta Quest 2でもMeta LinkからSteamVRを利用することで使うことも可能だが、トラッキングにはValveのLighthouseを使用するため外部センサーの設置が必須となる。

本体はバッテリー式で動作時間は約7時間。充電端子にはUSB Type-Cを採用する。質量について現状ではプロトタイプということもあり非公開だが、「人気モデルと同じくらい」になるとのことで、実際に持った感覚でも見た目以上に軽く感じた。

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