小型スマホを作ろうと働きかけ

スマートウォッチPebble生みの親、Android版「iPhone 13 mini」を作りたいと呼びかけ

Image:Apple

今年秋の「iPhone 14(仮)」シリーズでは、5.4インチのminiサイズがなくなり、代わりに6.7インチの通常価格モデルが追加されると噂されている。しかし、最近はAndroidスマートフォンのフラグシップ機も大型化する傾向にあり、コンパクトなminiサイズはほとんど消滅している。

そうした流れのなか、Android版「iPhone 13 mini」を作りたいと言い出した人物がいる。かつてスマートウォッチの先がけ「Pebble」を開発した、エリック・ミギコフスキー氏である。

ミギコフスキー氏は他のiPhone 13 mini愛好者と協力して、Googleやサムスンなどの大手メーカーに小型Androidスマホを作るよう説得したいという。そのためにシンプルな専用サイト「SmallAndroidPhone.com」を立ち上げ、そこで自らの計画を説明している。

小型スマホが大好きなミギコフスキー氏は、ソニーの「Xperia Compact」を愛用していたそうだが、もはや新型モデルの投入はない。小型のフラグシップ機が発売されそうにないことは明白になってきたため、自分で推し進めようというのだ。

ミギコフスキー氏は、自らが欲しい小型Androidスマホの仕様を事細かに説明している。それは基本的には「標準的なAndroid OSを搭載し、Pixel級のカメラ体験を提供するiPhone 13 mini」といえるものだ。

理想的なスペック

・iPhone 13 miniのデザインに限りなく近づける
・ディスプレイ全体のベゼル幅を一定に保つ
・5.4インチ程度の1080p有機ELディスプレイ(60Hzでも可)
・カメラはPixel 5と同程度の性能
・低照度性能が優れていること
・純正Android OS
・Snapdragon 8(または他のフラグシップ機のプロセッサと同等のもの)
・5G接続
・パンチホール式の前面カメラ
・2つのリアカメラ(通常のカメラと広角カメラ)
・8GB RAM
・128/256GBストレージ
・4時間スクリーンオンタイム(1回のフル充電でディスプレイを4時間点けっぱなしにできる)
・アンロック可能なブートローダ
・NFC

あると便利なもの

・ケースを必要としない頑丈さ
・IP68級の耐水性
・電源ボタンに指紋センサーを搭載
・物理ミュートスイッチ
・ワイヤレス充電
・eSIM

そして価格は700 – 800ドル(約9-10万円)が望ましいとしつつ、他に選択肢がないのでもう少し高くてもいい、とのことだ。ちなみにiPhone 13 miniの米国での価格は729ドル – である。

この企画は資金を集めるクラウドファンディングではなく、ただ賛同する人にアンケートに答えて欲しいと言っているだけだ。少なくとも5万人の支持者を集めることが目標とのことだが、記事執筆時点では1万人を超えたようだ。

ミギコフスキー氏は、「ハードウェアのビジネスで長い間培ってきた特殊なスキルと業界とのコネ」を使い、スマートフォンのメーカーに働きかけるつもりだという。

どこの企業も作ってくれなければ「もしかしたら自分で作らざるを得なくなるかもしれない」というが、Pebbleのビジネスが上手く行かず、最終的にFitbitに事業を売却した過去を考えれば、できれば自らリスクを取りたくなさそうである。

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