現行のiPhone SE 3も売上不振

「iPhone SE 4」開発中止か2024年まで延期 – 有名アナリスト予測

Image:Farizki/Shutterstock.com

ここ数ヶ月、アップルの廉価スマートフォン「iPhone SE」の次世代モデル(第4世代)について噂が相次いでいた。しかし新たに、「iPhone SE 4」の量産計画が中止されるか、2024年まで延期されるとの有力情報が伝えられている。

アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、最新の調査に基づき「2024 年のiPhone SE4の量産計画がキャンセルまたは延期する可能性が高い」とツイート。その理由は、現行のiPhone SE(第3世代)やiPhone 13 mini、iPhone 14 Plusなど、ローエンドやミドルレンジモデルの需要が低いからだと主張されている。

最近のiPhone人気が高価なProモデルのみに偏り、それ以外の販売が苦戦していることは、複数の情報源から伝えられてきたことだ。Kuo氏は以前、今年の標準モデルiPhone 14/14 Plusの予約状況が「iPhone SE(第3世代)やiPhone 13 miniよりも悪い」と述べていた。だが、後者の2つも2022年前半に需要が低かったために注文を減らしたとされており、要はProモデル以外のほぼ全機種が売上不振、ということだろう。

アップルが次期iPhone SEの発売中止を検討している理由は、それだけではないそうだ。もう1つの懸念とは、SEモデルを全画面デザインに更新すると、生産コストが大幅に増加することだという。次期iPhone SEがiPhone XRベース、つまり6.1インチの全画面になることは、10月末に信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も予想していた

もっともYoung氏は、アップルが次期iPhone SEの画面サイズや、パネルを有機ELあるいは液晶にするかについて、まだ決定していないとも述べていた。一般的に新型iPhoneは設計から量産、発売にいたるまで数年かかることから(元デザイン最高責任者ジョニー・アイブ氏は、iPhone Xに5年掛かったと証言)、少なくとも2023年内に次期iPhone SEが出ない可能性は極めて高いと思われる。

またKuo氏は「不必要な新製品開発の費用」を減らすことは、2023年の世界的な景気後退を乗り切るためにも役立つと指摘している。最近のiPhoneやMacは種類が増えすぎて分かりにくいとの声もあるが、再びシンプルなラインナップに回帰するのかもしれない。

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