テスラの投資家からも突き上げが激化しそう

Twitter、インフラ部門の一部をトップ含めて解雇。信頼性に懸念

Image:Tada Images/Shutterstock.com

イーロン・マスク氏が、自らがオーナーでありCEOも務めるTwitterの従業員をさらに解雇したと報じられている。これまで大量リストラが繰り返されたため意外性はないが、今回の対象はTwitterのシステム運営を支えるインフラ部門である。

有料ニュースメディアThe Informationによると、Twitterは金曜(16日)の夕方にインフラ部門の一部を解雇したという。解雇の規模は不明だが、一部のエンジニアはメールで通告を受け取ったとツイートしている。

今回の人員削減は、マスク氏がTwitterのグローバルインフラ責任者のネルソン・アブラムソン氏ほか上級スタッフを解雇したとThe New York Timesが報じた数日後のことだ。米EngadgetはTwitterにコメント要請をしたものの、まだ返答はないようだ。そもそもリストラの始まりがコミュニケーション担当チームの解雇だったこともあり、当然とも思われる。

The Informationの推定によると、10月下旬にマスク氏がTwitterを買収して以来、同社の従業員数は約75%減ったという。前パラグ・アグラワルCEOの下では約7,500人が雇用されていたが、12月10日頃の時点では社内Slackには約2,000人が登録されていたとのことだ。

Twitterの運営を担うチームがトップを含めて去って行ったことで、さらにサービスの信頼性に対して懸念が強まりそうだ。

また、この動きはマスク氏がTwitterに費やす時間が長すぎると不満を強めていたテスラの投資家らに、さらなる行動を取らせるかもしれない。The Informationによると、アブラムソン氏が解雇された後、マスク氏はテスラのエンジニアであるシーン・オースティン氏をTwitterのインフラチーム運営に起用したとのことだ。

今回の解雇は、Twitterがマスク氏の買収により債務が130億ドルも増えたことで、資金難に陥っている可能性を窺わせるものだ。The Informationは、ここ数週間、マスク氏をはじめとした幹部達が、解雇された何千人もの人々への退職金の支払いを拒否することによる影響につき議論したと報じている。

またTwitterが、サンフランシスコ本社や世界各地にある支社オフィスの家賃を滞納していることも複数のメディアが報じている。マスク氏は自分が買収時に支払ったのと同額の54.2ドルで、Twitterの株式売却を投資家らに打診しているとの報道もあったが、そろそろ重大な決断を迫られるのかもしれない。

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