ミニLEDバックライト方式は短命に?

有機ELのMacBook AirとiPad Pro、2024年に登場か

Image:Tada Images/Shutterstock.com

アップルがiPhoneやApple Watch以外にも有機ELディスプレイ採用を広げるとの噂は、以前からいくつも届けられていた。そんななか、2024年に有機EL版の13インチMacBook Air、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Proの新モデルが登場するとの有力情報が伝えられている。

これは信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏が、Twitterのスーパーフォロー(サブスクリプションの登録フォロワーのみが見られるツイート)向けに発信したものだ。同氏は第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになると的中させるなど、アップルの未発表製品につき数々の実績がある。

今回Young氏はそれ以上の詳細を述べていないが、今年6月にほぼ同様の情報を発信していた。当時は「13.3インチ有機ELノートPC」と表現し、MacBook Proや新たなカテゴリになるかもしれないと語っていたが、最新ツイートではMacBook Airと特定している。

また、Young氏は3機種とも「タンデムスタック」構造になると予想していた。これは赤、緑、青の発光層を2段重ねにする方式で、輝度の向上や画面の長寿命化、消費電力の約30%削減が可能。さらに最大120Hzを実現するProMotion(可変リフレッシュレート)にも対応すると付け加えていた。

すでに2017年以降のiPad Proや、14インチ/16インチMacBook Pro(2021)にはProMotion技術が搭載され、いずれも24Hz~120Hzの可変表示に対応している。しかしMacBook AirにはProMotionが採用された前例がなく、もし実現すれば初の搭載となる。

また最新の12.9インチiPad Proや14インチ/16インチの画面には、ミニLEDバックライト技術が採用されている。数千個の小型LEDを多くのローカルディミング(部分駆動)ゾーンに振り分け、それぞれ個別に制御することで省電力を実現し、コントラスト比を100万対1まで高めることに成功している。

画素が自発光する有機ELパネルではバックライトが不要となり、さらにコントラスト比やバッテリー駆動時間が向上することが期待できる。その一方で、有機物質を使うために焼き付きからは逃れにくくあるが、新たなタンデムスタック構造は弱点を大幅に軽減しているのかもしれない。

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