まずは北米・英語を対象に7月13日より言語モデル強化

人気FPSゲーム『Valorant』、暴言プレイヤー取り締まりのためゲーム内ボイスチャットを監視へ

Image:Riot Games

人気の対戦型FPS(First Person Shooting)ゲーム『Valorant』の開発元であるRiot Gamesは、7月13日より「ゲームを台無しにするプレイヤーの行動」に対処するため、ゲーム内ボイスチャット(VC)の収集を開始すると発表した。

5人対5人のチーム対抗戦形式のFPSゲームとして急速に人気を増しているValorantだが、その人気が広まるにつれ、チームの仲間に乱暴な言葉遣いをする悪質なプレイヤーの報告も増えている。Riot Gamesは、こうした「迷惑行為に対抗するためのより大きな取り組み」として、ゲームの利用規約を更新し、ゲーム内VCを録音し評価可能にすると述べた

評価対象となるのは、たとえば味方チームに対して「(ネガティブな)行動が報告された場合」とのこと。この評価システムは、まずはValorantを対象に開始されるものの、技術的に十分な信頼性が確保されれば、他のゲームにも展開していくとしている。

ただし、7月13日からのVCの収集と音声評価はAI言語モデルの強化のためであり、すぐには迷惑行為の取り締まりには使われない。まずはこのツールが効果的に機能すると確認する必要があり、万が一、誤った判定で健全なプレイヤーにペナルティを与えてしまうようなことが起きた場合は、それを訂正できるようなシステムを用意するとRiot Gamesは述べている。また、この期間に音声収集の対象となるのは北米地域で英語を使用するプレーヤーに限定される。

ゲーマーの中には、プレイ中の会話が盗聴されるように感じて反発する者もいるかもしれない。しかし、Riot Gamesとしては、あくまで同じチームのプレイヤーに罵声を浴びせたり、嫌がらせをしたりする悪質なプレイヤーの証拠集めのためのツールとして、音声評価をとらえている。そして「これは新しい技術で(展開していくには)痛みもあるだろう、しかし、ゲームをプレイするすべての人に安全およびインクルーシブな環境の提供を約束するために、(それをやる)価値がある」と述べている。

今回の音声評価システムが将来的に日本語にも対応するのかはまだわからないが、日本のValorantプレーヤーのなかにも、チーム内に暴言を吐くプレイヤーが現れて嫌な思いをした人はいることだろう。悪質なプレーヤーは無視するのが一番だが、あまりに酷い場合はゲーム内でESCキーを押せば、Riot Gamesにそのプレーヤーを報告できるようになっている。またプレイ終了後にウェブサイトから報告することも可能だ。

ちなみにValorantは、6月23日より新マップや新しいランク区分を導入した新シーズン「Episode 5:ディメンション Act1」がスタートしている。

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