可能性はゼロではないけれど

『グランツーリスモ』のPC移植は「調査・検討中」、ポリフォニー山内氏が回答

Image:Sony Interactive Entertainment

PlayStation用人気ゲーム『グランツーリスモ』を使った公式戦「グランツーリスモワールドシリーズ」の最終戦が行われたモナコで、同作の開発元ポリフォニー・デジタルの山内一典氏がPC版の発売について質問され、現在「調査・検討中」だと回答した。

グランツーリスモ情報専門サイトのGTPlanetは、ここ最近PlayStation専用だった『ゴッド・オブ・ウォー』、『アンチャーテッド』、『リビッツ!ビッグ・アドベンチャー』などのAAAタイトルがPC向けにリリースされるようになったことから、『グランツーリスモ』もその流れに乗ることを検討しているかどうかを山内氏にたずねた。

山内氏は、質問にイエスと返答しつつも「グランツーリスモは非常に細かな調整が成されたタイトルで、4K/60pでネイティブに動作させられるプラットフォームは決して多くないため、今はそれを可能にするためにプラットフォームを(PlayStationに)絞っている。(PCへの移植は)簡単ではないことだが、もちろん検討はしているし調査もしている」と述べた。

Sonyは2020年の業績報告で『Horizon Zero Dawn』のPC版発売に続けて、より多くのPlayStation専用タイトルをPC向けにもリリースしていくこと検討していると述べていた。そしてPlayStationでしかプレイできない『グランツーリスモ』のようなタイトルがPCに移植されれば、PlaySationを持たない大勢のプレイヤーを呼び込める可能性がある。

SIE社長兼CEOのジム・ライアン氏は昨年、雑誌GQに対して、特にPS4の後半以降から高品質になったPlayStation用ゲームの製作コストはかなり膨張しており、その一方でゲーム専用機を持たない人への提供のしやすさ(移植性)は向上しているとコメント。より多くの人々に作品を届けることは自分たちにとって「かなりわかりやすい選択」だと述べていた

ただ、グランツーリスモに関しては、山内氏が言うような「非常に細かな調整」をPC環境でも重視するなら、かなりスペックの高いPCが要求されることになるだろう。完璧主義者の山内氏だけに、すぐに結論が出ることはなさそうな雰囲気だ。

ちなみに『グランツーリスモ7』には先日、バージョン1.26アップデート配信が開始され、要望の多かった「クルマの売却」が可能になった。ただ、このサービスを利用するにはメニューブック No.39 選手権「ワールドGTシリーズ」をクリアし、エンディングムービーを視聴している必要があるとのこと。

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