四元素モチーフの新シリーズ「FoElem」
音・香り・光で“五感を刺激する”スマート加湿器「Heal」。HERMESデザイナーを起用
家電製品を展開するEPEIOS JAPANは、ブランド新シリーズ “FoElem(フォーエレム)” のスマート加湿器「Heal(ヒアル)」を本日11月17日より発売する。価格はオープンだが、24,000円前後での実売が想定される。
目まぐるしく変化する時代のなかで “ひと時” “ひと息” をより良い時間にしたい、という思いから生まれたFoElemシリーズ。シリーズ名は、世界の物質は水・火・土・空気の4つの元素から構成されるという古来の概念「Four Elements(四元素)」に由来する造語で、この四元素それぞれをテーマにした4製品を展開する。元素が自然の中で織りなす変化を感じ取れるデザインにまとめ上げたという。
本シリーズではデザイナーとして、エルメスのスカーフ&テーブルウェアのアートディレクターを務めるブノワ・ピエール エミリー氏と、エルメスやポール・スミス、資生堂など多くのブランドに携わったダミアン・オー シュリバン氏を起用。製品には「豊かな人生を歩むきっかけになってもらいたい」というデザイナーの願いが込められているとのこと。
新発売のHealは「水」をテーマにした『五感を刺激する。心までうるおう加湿器』。10月13日よりMakuakeにてクラウドファンディングが行われていたが、この度一般販売がスタートしたかたちだ。
心うるおう加湿器というコンセプトに基づき、加湿以外にも「音」「香り」「光」の機能を搭載。高音質ハイファイスピーカーを内蔵し、日本の四季の移ろいから着想したという「春:雨の朝」「夏:海岸」「秋:深夜の雨音」「冬:焚き火」に加え、ヨガや瞑想に適した音楽など計8曲を再生して豊かな空間を演出するという。
また、ミスト噴出口にはアロマユニットを備えており、エッセンシャルオイル(精油)を垂らすことで香りの演出が可能。さらに水のガラスタンク下部にはLEDライトを備え、専用アプリから明るさや色の設定できる。
加湿機能のモードは3段階。「ハイミスト」「標準」「スリープ」から、乾いた部屋の空気を一気に潤したい場合や就寝時など利用シーンに合わせて加湿量を調整できる。
加湿方式は、加熱式と超音波式をハイブリッドした「加熱超音波式」を採用。ヒーターで70°まで水を加熱して超音波振動で噴霧する構造になっており、加熱式の持つ除菌効果、超音波式の消費電力の低さといったそれぞれの長所を両立したとアピール。水は約60°の状態で出てくるため、室内の温度を下げることなく快適な空間を作るとしている。
“砂時計” をモチーフにガラス製のタンクを採用。水を注いだ時の美しさを表現できるとともに、直接水を注ぐだけという実用性も兼備しているという。また蒸気を放出する吹き出し口やタンク下にはシルバーの金属製パーツを使用することで、高い質感を追求しているとのこと。
ガラスタンクの容量は1リットルで、加湿時間は最大10時間、適用床面積は4 – 7畳。実際の使用感も考慮し、ガラスタンクや本体カバーは簡単に取り外して丸洗いできるようになっている。
EPEIOSのIoT家電専用iOS/Androidアプリ「EPEIOS Life」に対応しており、加湿や先述の音・香り・光といった全機能をスマホ上からコントロールすることが可能。本体前面にも操作用のタッチ式ボタンを備える。外形寸法は400W×197H×201Dmmで、質量は2.65kg。