クラウドゲーミング冬の時代に

米Amazon、Alexaだけでなくクラウドゲーミング部門もリストラ開始か

Image:ClassyPictures/Shutterstock.com

数日前に米Amazonが、近日中に最大1万人の従業員を解雇する可能性があると報じられていた。それに続き、真っ先にその対象となったのが音声アシスタントAlexa機器や、クラウドゲーミングLuna事業に関わっていたスタッフであり、すでにレイオフ(一時解雇)が襲いかかっていることが伝えられている。

米CNBCは、Amazonが人員削減を開始したと報じている。影響を受けた従業員らのLinkedIn(ビジネスSNS)への投稿によると、上記を含むいくつかの部門のスタッフへ、解雇を通告したそうだ。

先日、The New York Times紙は人員削減の数はまだ流動的だと述べていた。CNBCの情報筋も、Amazonがレイオフ計画につき全社的な通達を送っておらず、従業員の不満に火を点けたと語っている。

一見すると好調に見えたAlexa事業だが、The Wall Street Journalは同事業を含むデバイス事業が年間50億ドル以上の営業損失を出したこともあると伝えていた

また同社がAlexaに新機能を追加することに注力すべきかどうかを検討しながらも、多くの顧客はいくつかの機能を使っているに過ぎないとの関係者証言もあった。今後は、ソフトウェア更新による機能の拡張も控えめとなりそうだ。

今回の1万人ものリストラは、同社の企業スタッフの3%にも上ると言われている。Amazonとしては過去最大規模の人員削減となるが、同じく米IT大手のMetaが全社員の13%にあたる1万1000人を解雇すると発表したことと比べれば、軽微な印象ではある。

またクラウドゲーミング事業としては、Googleも「Stadia」を2023年1月に終了予定である。マイクロソフトもクラウド専用Xboxを発売延期にしたと明かしていた。(後に「ハードウェアを十分に安くできないため」と説明)。クラウドゲーミングで採算を取ることは難しいのかもしれない。

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