プロセッサーやメモリも強化して使い心地アップ

NEC、Androidタブレット「LAVIE Tab T10」に10.61型ワイドモデル

PHILE WEB編集部

PHILE WEB
Image:NEC

NECパーソナルコンピュータは、個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T10」の上位モデルとして、10.61型ワイドサイズの「T1075/EAS」を11月17日(木)より発売する。価格はオープンだが、同社直販サイトNEC Directでは税込53,680円にて取り扱う。また直販限定モデルとして、メモリ4GB/ストレージ64GBモデルを税込48,180円にてラインナップする。

今年8月に発売した10.1型モデル(T1055/EAS)から、画面サイズ、プロセッサー、メモリ/ストレージ容量など各種スペックを強化し、ワンランク上のモデルとして快適な使い心地を実現したとする。

ディスプレイは10点マルチタッチ対応で2000×1200ドット、表示色最大1677万色のIPS液晶を搭載。フルHDより高精細で表示範囲が広く、またIPS液晶ならではの広い視野角により斜めから見ても美しい映像が楽しめるとしている。

プロセッサーは、クアルコムの8コアSoC「Snapdragon 680」を採用し、6GBメモリと併せて高精細動画やゲームもスムーズに動作。ストレージは内蔵の128GBに加えて、microSDXCカードスロットでの拡張にも対応する。OSはAndroid 12をプリインストールする。

スピーカー数は4基のクアッド構成にパワーアップし、従来モデルから引き続き立体音響技術Dolby Atmosをサポート。さまざまな方向から音が聞こえるように感じられ、視聴しているコンテンツのその場にいるかのような体験が可能とアピールする。インラインマイク対応のヘッドホンジャックも備える。

前面/背面にそれぞれ約800万画素のカメラを1基ずつ搭載。前面カメラは顔認証にも対応し、パスワード入力の代わりに顔を向けるだけでサインインが可能としている。通信面ではWiFi(IEEE802.11ac/a/b/g/n)およびBluetooth 5.1をサポートする。

Image:NEC

ほか、別売オプションとして、4096段階の筆圧感知に対応した「デジタルペンG」(直販価格:税込9,878円)や、スタンドやペン収納スペースを備えた専用カバー(直販価格:税込5,478円)をラインナップしている。

別売ケースのスタンドを展開した状態(Image:NEC)
別売のデジタルペンは4098段の筆圧感知に対応(Image:NEC)

バッテリー持ちはWeb閲覧のみで最長約14時間。充電/データ通信端子はUSB Type-C(USB 2.0、クライアント/OTG対応)を採用。カラーバリエーションはストームグレー1色のみとなる。外形寸法は251.2W×158.8H×7.54Dmm、質量は約470g。

関連キーワード: