Apple Oneの抱き合わせが多い?

Apple Arcade、加入者1億人以上か。人気ゲーム開発元が発言

Image:DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

アップルは自社サービスの加入者を発表しておらず、それは定額制ゲームサービス「Apple Arcade」も例外ではない。そのため不人気ではないかとの推測もあったが、実は利用者数が1億人を超えている可能性があることが明らかになった。

この数字は、非常に人気が高いサッカークラブ経営シミュレーションのApple Arcade版「Football Manager 2023 Touch」リリースにあたり、開発元Sports Interactive(セガ子会社)のMiles Jacobson氏が、アップル関連情報サイトiMoreに「9ケタもの加入者」にリーチできると語ったことから来るものだ。

この取材はアップル広報チームの管理下にあったためか、Jacobson氏はそれ以上詳しくは説明していない。無料のお試し期間中のユーザーも含むのか、累計プレイヤー数なのか。カウント方法すら不明ではあるが、少なくともアップルが超人気IPを招き入れるため、9ケタ(1億人以上)という数字を示した可能性は高いと思われる。

ちなみにSpotifyの加入者数は2022年10月時点で1億9500万人、Netflixは2億2300万人とされている。また定額制ゲームサービスのPlayStation Plusは2022年9月時点で4540万人、Nintendo Switch Onlineは3600万人、Xbox Game Passは2022年1月に公称2500万人に達している

アップルの有料サービス加入者数は、2022年4月時点で合計8億2500万人、前年比で1億6500万人増との推計もある。それぞれのサービスの内訳については、依然として不明である。

かつてApple Arcadeは一部の開発者に、期待するエンゲージメント(ユーザーとアプリの関わり具合)の域に達しそうにないため契約のキャンセルを申し渡したとの報道もあった。アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、加入者増をテコ入れする方針転換があったと述べていた次第だ。

それが功を奏したかもしれないが、一方で無料期間を過ぎた後に解約し忘れた、あるいは複数のサービスをまとめ割引する「Apple One」でApple MusicやiCloud+との抱き合わせの比率が高い、という可能性も否定できないだろう。ともあれ、「全世界に数億台が普及しているiPhoneに無料試用期間が付いてくる」強みは、ソニーやマイクロソフトをはるかに凌駕しているのかもしれない。

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