豊富な機能もサポートの可能性

「Pixel Watch」はスマートウォッチ最大のRAMに? コプロセッサも搭載で動作サクサクか

Google I/Oで「Pixel Watch」が発表された(Image:Google)

Googleは開発者イベント「Google I/O」で同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を発表した。詳細な仕様は明らかにしていないが、実は2018年のサムスン「Galaxy Watch」と同じチップ「Exynos 9110」を搭載している可能性が高い、との噂が伝えられていた


それに続き、本製品にはコプロセッサ(補助プロセッサ)も採用され、スマートウォッチとしては最大のRAMを搭載するとの予想が報じられている。

米9to5Googleは、二つ目の情報源からもExynos 9110が採用されることを確認したと報じているが、同時に、様々な処理をオフロード(負荷を分担)するコプロセッサも積まれる見通しだと述べている。

ちなみに、Fossil社の「Gen 6」に採用されたSoC「Snapdragon Wear 4100+」にもコプロセッサ「QCC1110」が搭載されている。同SoCでは、無印のSnapdragon Wear 4100にはない、最大64,000色の画面表示、心拍数モニタリング、睡眠や覚醒の素早い検知、アラーム、タイマー、歩数カウントや触覚フィードバックなどを実現していた。

またストレージ容量は32GBという、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のMax Weinbach氏からの噂話も再確認したという。これは「Galaxy Watch4」(16GB)等の2倍にあたり、「Apple Watch Series 7」と同等である。

さらに、現存する全てのスマートウォッチよりも多くのRAMを搭載する証拠も見つかったとのことだ。Galaxy Watch4は1.5GBのRAMを積んでいるが、Pixel Watchはわずかに上回るはずだという。一般的にRAMが多ければ多いほど、OSやアプリの動作は軽くなる傾向がある。

そしてPixel Watchの健康センサーは、Fitbitの「Luxe」や「Charge 5」と同じだと分かったとのことだ。つまり心拍数や血中酸素飽和度(SpO2)、皮膚温を計ったり心電図を取ることもできる(国や地域により対応状況は異なると思われる)可能性があり、大いに期待したいところだ。

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