M2 Pro/Maxが3nmチップになるのはほぼ確実?

年内の新型Mac発売は無し、次は来年3月か

Image:Hadrian/Shutterstock.com

これまで、次期14インチおよび16インチMacBook Proは今年(2022年)11月頃、直近では「数ヶ月以内」に登場するとの説が有力だった。だが、新たに年内に発売はなく、来年(2023年)3月頃になるとの予想が届けられている。

アップルの社内事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号で、「14インチと16インチのMacBook ProのM2ベース版を含む更新モデルを、2023年の第1四半期に投入することを目指していると聞いている」と述べている。

ここでいうM2ベースとは、最新のMacBook Airや13インチMacBook Proに採用されたM2チップの強化版「M2 Pro」および「M2 Max」を指している。M2 Maxは12個のCPUコア(8個の高性能コア+4個の高効率コア)と38個のGPUコアを搭載する一方、RAMは前モデルと変わらず最大64GBにとどまると見られている。

また新型Mac一般について、発表時期が「来年初頭であるとはっきりした」とも書かれており、2022年内に何らかの新製品が登場することはなさそうだ。はるか昔にさかのぼれば、初代iPhoneが発表されたのは2007年1月のことだったが、確かにここ数年は新型Macの発表が3月になる傾向があり、妥当な推測と思われる。

一方、韓国ブログ「Naver」のユーザーyeux1122氏も、サプライチェーン筋の話として「次期M2 14インチおよび16インチMacBook Proは、11月末のリリースが見送られた」と報じている。yeux1122氏は、第10世代iPadがM2搭載iPad Proと同時に、10月に発表されることを的中させたばかりだ。

ほか、アップルのルカ・マエストリCFO(最高財務責任者)は、先日の2022年度第4四半期決算説明会で、次期四半期(年末商戦期を含む)につき「前年のような大規模なMacBook Proの発売がないこともあり、収益の伸びが前期に比べて減速する」と述べていた。つまり、アップル幹部が自ら「年内に新型MacBook Proの発売はない」とほのめかしていたわけだ。

新型MacBook Proに搭載されるM2 ProとM2 Maxプロセッサーは、台湾TSMCの3nm技術での製造が予想されている。それにより5nm製造のM2チップより大幅に性能が向上すると期待できる反面、TSMCが3nm量産を開始するのは「年内」のため、もしも次期MacBook Proが11月発売であれば間に合わない可能性もあった。だが来年3月であれば、3nmチップになることが、より確実になったと言えそうだ。

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