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Anker、コンパクトで高出力なUSB-C充電器など今秋の新製品を一挙発表

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Ankerは本日、都内でメディア向けに発表イベント「Anker Power Conference 2022 Fall」を開催。この秋の新製品を多数発表した。ここではAnkerブランドの充電製品を中心にまとめて紹介したい。

「Anker 323 Charger(33W)」は、USB-CとUSB-Aポートを1つずつ備えたUSB急速充電器。出力は最大33WでUSB PDに対応するため、MacBook Airにも充電が行える。外形寸法は約40×35×35mmで、質量は約62g。プラグを折り畳めるため、旅行などではコンパクトに持ち運ぶことが可能だ。カラーはブラックとホワイトの2色。価格は3,690円(以下、税込表記)で、発売は12月上旬となる。

「Anker 323 Charger(33W)」

続いて「Anker 523 Charger(Nano 3, 47W)」は、USB-Cポートを2つ搭載するモデル。出力は合計最大47Wで、1ポート利用時には最大45W出力に対応する。外形寸法は約53×35×35mmで、質量は86g。こちらも持ち運び時にはプラグを折り畳める。またカラーは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色となる。価格は5,490円で、発売は2023年春ごろ。

「Anker 523 Charger(Nano 3, 47W)」

「Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)」は、iPhone 12シリーズ以降専用の “Anker MagGoシリーズ” の新モデル。5,000mAhの容量と7.5W出力により、iPhoneへ約1回の充電が行える。スタンド機能を備えるほか、パススルー充電に対応する。外形寸法は約105×67×13mmで、質量は約140g。またカラーはブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーンの5色となる。11月4日に6,490円で発売予定だ。

「Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)」

同じくAnker MagGoシリーズからは、従来から30%薄型になった「Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)」も11月16日に登場する。価格は5,990円。こちらもiPhone 12以降のモデルにマグネットでくっつけて使うモデルで、容量は5,000mAh、出力は7.5Wとなる。外形寸法は約105×67×12mmで、質量は約125g。ブラック、ホワイト、ブルーの3色をラインナップする。

「Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)」

さらにモバイルバッテリーでは、「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」が11月17日に9,990円で発売される。容量20,000mAhで30W出力/USB PDに対応し、iPhone 13を約4回充電できる。ポートはUSB-Cが2基とUSB-Aが1基。外形寸法は約158×74×19mmとなり、iPhone 13 Pro Maxよりも一回り小さいサイズを実現。質量は約350gとなる。カラーはブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーン。

「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」

モバイルバッテリーと充電器が一体になった “Fusionシリーズ” からは、従来モデルより約20%小型化した「Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)」を12月上旬に8,990円で発売する。45Wの充電器として使えるほか、5,000mAhのモバイルバッテリーとしても利用可能。ポートはUSB-Cを2基搭載している。外形寸法は約71×60×31mmで、質量は約200g。ブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーンをラインナップする。

「Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)」

また同社の持続可能な社会に向けての取り組みとして、ナイロンにエコフレンドリー素材を組み合わせたUSB-C to Cケーブル「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル(高耐久ナイロン)」を2023年春ごろに発売する。価格は0.9mが1,790円、1.8mが1,890円。最大100Wの高出力に対応し、また約20,000回の折り曲げにも耐える耐久性を実現している。カラーはブラックおよびグリーン。

なおこちらはUSB-C to Lightningのバージョンも用意。発売は同じく2023年春ごろで、価格は0.9mが2,190円、1.8mが2,290円となる。Apple MFi認証も取得しているほか、C to Cのケーブルと同じく約20,000回の折り曲げにも耐える設計を採用する。

ドッキングステーションや会議用スピーカーも

ドッキングステーションでは、通常のものに加えて、スマホスタンドと一体になったモデル、PCスタンドと一体になったモデルも用意。スマホスタンドと一体になった「Anker 651 USB-C ドッキングステーション(8-in-1, Wireless Charging)」では、スマホスタンドに最大10Wのワイヤレス充電パッドを内蔵するほか、最大85Wのパススルー充電にも対応する。

「Anker 651 USB-C ドッキングステーション(8-in-1, Wireless Charging)」

搭載するポートはUSB-C×2、USB-A×2、HDMI、SDカードスロット、オーディオジャック、ディスプレイポートとなり、最大5Gbpsのデータ転送と4Kでの映像出力が行える。外形寸法は約130×92×74mmで、質量は約454g。23,990円で11月8日に発売する。

PCスタンドと一体になった「Anker 675 USB-C ドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)」は、PCスタンドに加えて最大10Wのワイヤレス充電パッドを搭載。最大100Wのパススルー充電もサポートする。側面にポートを備え、USB-C×3、USB-A×3、HDMI、SDカードスロット、microSDカードスロット、オーディオジャック、イーサネットポートを搭載する。外形寸法は約540×220×90mmで、質量は約2,100g。こちらは2023年春ごろに32,990円での発売を予定する。

「Anker 675 USB-C ドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)」

このほかドッキングステーションでは、合計11ポート搭載でコンパクトな「Anker 568 USB-C ドッキングステーション(11-in-1,USB4)」を2023年春ごろに34,990円で発売。USB-C×3、USB-A×4、HDMI、ディスプレイポート、イーサネットポートを備え、最大10Gbpsのデータ転送と最大8Kの映像出力に対応する。また最大100Wのパススルー充電をサポートする。外形寸法は約200×80×31mmで、質量は約400g。

「Anker 568 USB-C ドッキングステーション(11-in-1,USB4)」
端子部

また「Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション(12-in-1,Thunderbolt 4)」は、Thunderboltポートを備えるドッキングステーション。発売は2023年春ごろで、価格は43,990円(税込)。USB-C×2、USB-A×4、Thunderboltポート×2、HDMI、ディスプレイポート×2、イーサネットポートを搭載する。最大40Gbpsのデータ転送、最大8Kの映像出力、最大100Wのパススルー充電が可能だ。外形寸法は約210×80×32mmで、質量は450g。

「Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション(12-in-1,Thunderbolt 4)」
端子部

“AnkerWork” ブランドからは会議用スピーカー「AnkerWork SR500」が12月中旬に39,990円で発売される。こちらは8つのマイクを搭載することで、約5m離れていても集音することが可能。AI技術を搭載した「VoiceRadar 2.0」によりノイズを削減し、高い音声品質を実現したとしている。

「AnkerWork SR500」

管理システムを搭載し、電源のオンオフやファームウェアアップデートを遠隔かつ一斉に行うことが可能。LANケーブルにより、最大5台まで接続して利用することもできる。外形寸法は約204×120×39mmで、質量は約572g。USBとの接続はUSB-CもしくはUSB-Aで行える(本体側の端子はUSB-C)。

ほか、世界で初めてGaNを採用した2048Whのポータブル電源「GaNPrime PowerHouse 2048Wh」や、iPhone/Apple Watch/AirPodsを同時急速充電できる充電ステーション「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」も同時発表。こちらは別稿にて詳しく紹介している。

「GaNPrime PowerHouse 2048Wh」
「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」

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